株侍Proが相場と世の中を斬る!

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株式相場雑感(9/16)

先週は株価の戻りが続きました。

 

当初、懐疑的だった市場参加者(ストラテジスト、チャーチスト含め)も、週末には一転して強気に転じる方が出てきたようです。

 

しかし、こんな時こそ要注意!

 

現状を整理してみると

 

トランプ大統領が仕掛けた「貿易戦争」により、世界的に景気への不安感が増大!

先日の対話再開報道により、再度期待感が増すも、現状では何一つ解決してないし、進展もしてない。

来年の大統領を見据え、早ければ年末、遅くとも来年中旬まてには「タッチダウン」してくると思うが、未だその気配は見えず。

 

②確かに、不安感の副産物によって、消費や設備投資は後退している。

ここでのポイントは「消滅」ではなく「後退」、つまり、来年以降に後ずれしてしているだけであり、需要そのものが消滅している訳ではない。むしろ、この後の需要はかなり嵩上げになっていると考えるのが順当。

そして、既に需要が先食いされた訳でもない。問題は「後ずれした需要」がいつ急浮上してくるか?

 

③世界的に「金融政策」金融緩和が相次ぎ、相場のガソリン(エネルギー)である「資金供給量」は増加傾向。相場の潤滑油である「金利」も低下傾向で、より経済が加速しやすい環境ができあがりつつある。

 

④「金融政策」が進む一方で、遅れているのは「財政政策」。現在検討中の国は多いが、未だ決定に至らず、今後の進展が期待されるが、大型の「財政政策」は経済にとっても、相場にとっても「点火プラグ」の役割を果たす。

 

⑤世界的な不況不安により、「信用売り」と「ヘッジ(先物)売り」が増加。

ここしばらくの上昇は、あくまでこれらの「損失回避&損失覚悟の反対売買」が主。

それも、ここから上の水準ではエネルギー切れになる可能性が高そう。

 

⑥となると、全体相場の上昇もあと少しか?

反転のキッカケとしては

サウジアラビア油田爆破による悪影響

→石油価格の上昇による経済的悪影響、もしくは、インフレ懸念により利下げの正当性に影響が出る

・FOMCで-0.25%の利下げとなり、材料出尽くしと、催促相場の続行

今週はここに要注目!

 

⑦ハイテク分野にしても、2020年問題による「パソコン需要」「システム、ソフトウェア需要」は上向いているものの、それ以外は期待感の域を出ておらず。設備投資も限定的。

ただし、来年は5G、IOT、AI、VR・AR・MRの需要が急拡大する事が予想され、それを相場がいつ織り込みにかかるかが、最大の注目点!

 

⑧20年前もそうだったが、相場の中心はやはり米国株。最初は従来型の大型割安株が先行するも、途中からハイテク株を中心とした成長株が抜け出し、最後は独走する展開を想定。

日本株は米国株に劣るため、スタートが遅れる、あるいは、継続して上昇する銘柄が限られる可能性がある、

 

日経平均は、先日の調整時に下値を切り上げため、下落したとしても、2万円は割らないかもしれない。ただし、2万円接近は依然ありうる。

売られ銘柄の買い戻しはじき一巡するかもだが、再度売り込むのは危険かも。

ヘッジはあくまで、指数レバETFで行うのが無難。ただし、売り超過にならないように。

 

⑩為替も大事な要素

シカゴの投機筋の売買データを見ても

「ドル買いのポジション」は近年最低水準から反転しており

「円買いのポジション」の水準も、期待値の10万枚まではいかなかったが、6万枚から反転してきている。

 

2016年の為替の大幅上昇は、

「ドル買い」投機筋による、「円買い」ポジションへの(ドル)買い仕掛け。

つまり「踏み上げ相場」がその根底となった。

 

今回も、このまま行くかは今後のポジション量の変化動向によるが、遅かれ早かれ、円安ドル高の局面が、ここ半年から遅くとも1年以内に起きそう。

 

⑪20年前と同様、米国の利下げはあくまで一時的。早ければ来年中旬から末の辺りで、再び利上げ局面に入るかと。

次回の利上げ局面では足踏みや小幅の調整はあっても、大きな調整には至らない可能性がある。

 

⑫いずれにしても、ターゲットとなる複数の銘柄をウォッチしながら、トレンドとレンジを見極めて「2段買い」=「玉押さえ/単価下げ」で、仕込んでいく事が賢明。常に余力を持ちながら、使い果たす事のないように。

 

てことで、

 

恐れず

慌てず

そして、しっかりと

 

仕込んでいきましょう。

 

ちなみに、ここ(9~10月)での仕込みがゼロだと

 

相場で一番美味しい「初動」で、何も得られませんよ。

でも、全力投球もダメですよ😁

困った時の2段買い(売り)

欲しい銘柄がある

 

でも、もう一段下があるかもしれない。

 

しかし、ここで逃して上に行ったら買い逃してしまう。それは避けたい。

 

投資家なら誰もが陥るジレンマ

 

そんな時にどうしますか?

 

そんな時に有効な方法が「2段買い」「2段売り」です。

 

 

例えば時価1100円の有望銘柄

 

状況は高値1300円から2割ほど押した所で調整中

 

チャート的にも、心理的にも1000円手前(上)は狙い所

 

しかし、1000円を割ってしまうと、チャート的に800円台があり得る状況。

 

「今しかないぞ!」という悪魔👿君と

 

「もっと慎重になれ!」という天使👼君!

 

どっちを信じるべきか?

 

私なら

 

銘柄の強さにもよりますが

 

まず、1060円~時価1100円で、予定の半分仕込みます。(仮に時価1100円で仕込んだとします)

 

しかし、残念ながら1000円割れ!

 

(根拠のない)お得感のある980円!

 

でも手を出しちゃダメ!

 

冷静に考えましょう。

 

(1100円+980円)÷2=1040円

(-60円/-5.45%)

 

これでは、想定される価格変動率が20~40%ある銘柄としては割が合いません。

せめて、-10%程度は平均単価の引き下げ効果がないと、やるべきではないと思います。

 

そうでないならそのまま持つべきですし、そこから株価が上昇したら、そのまま(予定の半分で)利益を取りにいけばいいだけです。

 

前のめりになると「チャンスは今しかない!」と思いがちですが、そんな事はありません。

 

相場が中期的に上昇トレンドである限り、言い換えれば相場が本当のピークを迎えない限り、自身で銘柄の幅を狭めない限り、いくらでもチャンスは来ます。

 

また、ナンピンしたにも関わらず、心理的な節目である「1000円」を、時価と平均単価(もしくは平均損益点)で挟むのもいただけません。

 

ならばどうするか?

 

チャートポイントである800円台を待つのが賢明です。多少時間がかかってでもです。

 

そして、株価が800円めがけて下がってきたとしましょう。

 

この時、チャートポイント手前820円て買いを入れます。

 

そうすると

(1100円+820円)÷2=960円

(-140円/-12.7%)

株数にもよりますが、これなら戻りの1000円トライに失敗しても、若干の利益か、若干の損で済みます。

 

ちなみに、ナンピンを入れる時の条件は

①会社の利益成長において、致命的な事象が発生していない

②損失(あるいは損失懸念)は発生するものの、あくまで一時的なものであり、その後、再び成長軌道に戻る事でV字回復が見込める

③そもそも、根も葉もない理由や噂で下げている

④買われ過ぎた反動で下げただけである

⑤株価に(ファンダメンタルズ的に)割安感がある

⑥相場全体がピークを越えていない

⑦物色対象としてもピークを越えていない

 

これらを検証する必要があります。

 

くれぐも、市場心理に惑わされないように。

 

 

そして、売る時も同様です

 

短期的な急騰が起きた所で、とりあえず利益確定

 

具体例としては

 

例えば時価1200円の有望銘柄

方向性は上向き

買値は1100円

 

状況は調整後1000円で折り返し、前回高値1300円をこれから試す展開

期待値は1500円

 

さあ、どうする?

 

この場合

 

まず1280円で売りを出す

 

これが売れたとすると、コストを考えない場合、売却時点で180円分の利益を確保。

 

この時点で、トータルの損益点は

1100円-180円=920円

となります。

 

これなら、株価が1000円割れとなった時点で、成り行きで売却しても、利益を確保できます。

 

もし、これをやらなければ、株価が1100円に下がってきた時点で、大きな決断を下さなければならなくなりますし、そこから1000円割れとなったら、心理的に正常な判断ができなくなる可能性があります。

 

もちろん、さきほど述べた条件に比して、「依然買いである」と判断したならば、再度買いに行く事もできます。

 

「いったん売り」をやってなければ、買い増すにも、さらに倍の資金が必要になりますし、リスクも2倍取る事になります。

 

このように、2段階で買う(売る)というのは、とても有効な戦略です。

 

もちろん、これが3段階になる時もあります。

 

大事な事は

 

「最大限に勝つ事よりも、負けない事を考える」ことです。

 

株式投資に必要な事は「欲」と「恐怖感」をコントロールする事です。

 

そして、上級者は、市場参加者の「欲」と「恐怖感」を利用して売買します。

株式相場雑感(9/6)

今週後半は不意をつかれましたね。

 

おそらく仕掛けたのはCTA(米国の投機筋)かと

 

せっかく貯まってきていた、空売り先物売りを、ここで吐き出させるとは・・・

 

もったいない(+_+)

 

こういった動きの事を「踏み上げ相場」と言います。

 

具合的には、空売り先物売りで下げに賭けている人達が、相当数増えていた訳で、この人達は相場が上昇すれば上昇しただけ損失が膨れ上がるので、慌てて買い戻さざるを得ません。

買い戻しの買いであろうと、新規の買いであろうと、市場への効果は変わりませんから

 

投機筋としては、先物で積極的に買いをしかければ、一時的であれば仕組み上、相場を大きく持ち上げる事は可能です。

 

もし、他の投資家達が「買い戻し」だけでなく、「新規の買い」まで入れてきてくれれば、投機筋にとっては「絶好の売り場(利益確定)」ですし、それが勢いで行き過ぎれば、改めての、「先物売り(仕込み)」となる可能性があります。

 

余談ですが、こういった動きに振り回されて、

 

慌てて買い戻して空売りで損失

→再度買いを入れたらそこが戻りの高値で含み損

 

これを業界的には「往復ビンタ!」

アウッ(゜o゜(☆○=(-_- )゙

(-_- )=○⭐️)゜o゜)グヘッ

と呼びます。

合掌( ̄人 ̄)オキノドクニ

 

くれぐれも、相場は感情的になって、雰囲気に呑まれてはいけませんよ

 

しかし、香港の法案撤回は、来週の「一帯一路サミット(香港開催)」を前にして、しかも、トランプ大統領の圧力からすれば、当然の帰結とも言えますが

 

その買いが一巡した頃を見計らったかのようなタイミングで、「米中貿易交渉再開」のニュースというのは・・・・・

 

なんか出来すぎで違和感を感じます。

 

今回仕掛けた投機筋の裏にいる人って、トランプ大統領と繋がってないですよね?

と思ってしまう位

 

まあ、それでも先日お話した「最終的なシナリオ」に変わりはないかと思いますが、そこに至る道筋は変化したような気がします。

 

今週末は

米国雇用統計

中国貿易統計

香港デモの有無、またその内容と当局の対応

 

これがどうか?そして、市場がどう解釈するか?で来週の動きが決まると

 

来週の動きは上下どちらの可能性もありますが、どちらかと言えば、再度上を試しに行く確率の方が高いかなあ~と。

その場合、日経平均で言えば21500円手前位はあり得ますが、現状ではそこまでかなあ~

と思っています。

 

日米共に、今年末には今よりいくぶん高い位置に行く事を想定してますが

本格上昇にはまだ間があるかと

特に日本株は再度下値を試しにいく余地が残っていると思います(米国株はあっても短期的な調整で終わりそう)

 

問題はいつ再度下値を試しに行くか?

 

そのキッカケとして、あり得る事象として

①香港デモ過激化→戒厳令

②雇用統計、貿易統計→不安再燃

③9/18FOMCで利下げ0.25%→失望

ブレグジットの混乱

 

最も確率高いのは③かなあ?

 

さらに次のFOMCは10月末なのて、そこから年末まではアゲアゲになりそうです。(何でもかんでもではないと思いますが)

 

なので、ターゲットを選定しながら、その銘柄が買いのゾーンに入ってきたら、地道に拾い続ける。

 

しかも、そのゾーンは二段階~三段階で想定しておくのがいいかと

 

つまり、

①打診で買って

②直近底値に近づいたら、計算して効果が大きいと判断すればナンピン買い

③もし、日経平均が二万円を割れるようであれば、売りが一巡した所で、同様に効果があればさらに買い増し(単価下げ)

 

本格的に動きが出るまては地道な作業ですね

 

もちろん、本格上昇となれば、最も有望と思われるものを押さえに行きます。それが例え現値より株価が高くても。

 

まあ、絵画で言えば

「落ち穂拾い」みたいなもんですな😁

 

もちろん、この後、再びの「垂直落下」もあり得なくはないですが、おそらく多少の時間をかけて揉み合いながら、日経平均は降りてくると思われます。

そして、加速度がついて行き過ぎて、多少なり「悲鳴」や「恨み節」が聞こえてくれば、ようやく底打ちなのかもしれません。

 

まあ、待つのも相場ですが

 

バーゲンで10%オフより、20%オフの方を待ちたいのも人間の心理ですが、どちらかに賭けるのではなく、どちらにも半分ずつ賭ける

というのが、成功する事が多いです。

 

決して、「一発必中」「全線全勝」「上昇益の総取り」。狙わないように😁

株式相場雑感(9/4)

9月に入りました。

 

8月24日ののジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演が、追加利下げを示唆するものと受け止められた事で、未だ揉み合う「凪ぎ相場」の展開が続いています。

 

懸案材料としては

①世界的な景気悪化懸念

②米中貿易戦争の終結が見えない事

③逆イールドの継続

④ドイツのマイナス金利の副作用

⑤イギリスのブレグジット

⑥香港民主化デモの行方

 

といった所でしょう。

そして、今日⑥について、「法案の撤回」のニュースが出ています。

株式市場は好感しているようですが

ここで考える所として

 

①話の大元の撤回ではあるが、これでデモ側が矛を納めるかどうかが現時点では不明

②そもそも、不安材料の一つに過ぎない

日経平均(先物)は依然直近高値を抜けておらず、移動平均線に対しても、上抜けしたと言えるかどうかは微妙。

 

という事から

月内に下に突っ込むリスクは依然ある状態。

ただし、個別株の場合は、ターゲット銘柄であれば、レンジ内の低い位地なら押し目買いで拾ってもいい状態かと思われます。

 

あと、思うのですが

 

トランプ大統領が引き起こした「人為的な危機」が、さらなる世界的な金余りと、景気刺激策を誘発する事で、瞬間的にそれ(危機)を真に受けた売りが相場を押し下げるものの、

 

②世界的な、金余りと景気刺激策の効果、そして「需要の先送り効果」により、

 

③数ヵ月の時を経て、相場は反転し、上昇相場から、さらにその後バブル化へと向かう

 

というシナリオをお話してますが

 

どうも、この事に気づく人が増えてきている気がします。

 

そうなると、投資家は楽観的にタカをくくってしまうので、このままでは、上昇に弾みがつきません。

 

つまり、後の上昇に勢いをつけるためには、一瞬「危機が現実になるかも😱」と多くの投資家に錯覚してもらう必要があるのですが

 

チャートを見ると

「今週末に何かがあって、それで来週方向性が出る」事を示唆した動きになっています。

はて、なんだろう?

 

予定を見ると

①米国雇用統計、及び中国貿易統計

香港デモの武力鎮圧(これは今日で消えた?)

 

結構、キッカケになりうるネタはありますね

 

その後発生のパターンとしては

 

②FOMCの追加利下げ決定による材出尽くし

 

③月末~来月にかけてのブレグジットの行方

 

あたりかなあ?とも思ったりします。

 

何にしても、明日の動きは目先大事で、先物で20800円台に乗っければ、上値をトライする可能性が出てきますし、そうでなければ、

概ね20500円を中心とした、上下300円幅程度の「往来相場」の継続となりそうです。

 

いずれにしても、最終的な結果(株価上昇→一部バブル化)は変わらないかと。

 

問題は、それが始まるまての道のり

 

しかし、トランプ大統領の香港への口先介入・・・・たまには良いことするねえ😁

あれなければ、死人出てたかも。

 

まあ、まだ終わってないけど。

デモ隊も、そろそろ矛の納め時では?

「多すぎる欲は身を滅ぼす」と思うので😅

 

まあ、条例を潰したのは正解でしたけどね

あれ通ってたら、「不都合な人間逮捕→本土に移送→どこいったのか?生きてるのかさえわからない→怖すぎるので市民は逆らえない→事実上民主化終了」が見え見えでしたので😅

 

まあ、何にしても「相場の凪ぎは証券マン泣かせ」

 

「待つのも相場」なんですが、少々、待ちくたびれ気味です。😅

 

いい買場こないかなあ~?

( ´△`)ボーッ

「投資」と「投機」の違いと考え方

「投資」と「投機」の違い

 

一般的な考え方としては

 

「投資」自分がいいと思う会社に賭けて、中長期で保有し、結果として売却する事で利益を得る

 

「投機」動きのいい銘柄で、短期的なさやを取るための売買を繰り返す事で利益を得る

 

的なあたりかと思いますが

 

端的に言うと

 

投資→「価値」に着目して売買する

 

投機→「値動き」に着目して売買する

 

もちろん、投資も最終的な売買は「価格差」を用いる訳ですが、

 

この二つの決定的な差は、ズバリ「価値を考慮するかどうか?」です。

 

つまり、例え最高値であったとしても、本来考えられる価格(価値)より安ければ買い、どんなに株価が下がっていても、本来の価値より高ければ買わない。

どれだけ多くの人が強気であったとしても、本来の価値より高ければ売りですし、どれだけ株価が下落していても、価値が更に下回るようなら売る。

 

これが投資の基本的な考え方です。

 

つまり、「目利き」がとても大事ですし、これが多少なりともできないと、それは投資とは言い難い代物になってしまいます。

 

対して、「投機」の場合

値動きを予測して売買しますので、「価値」はさほど考慮しません。

 

ここで「さほど」というのは

 

株価の動きは「長期」「中期」「短期」に分かれます。そして、その動きの主としての根元になるものがそれぞれ違います。

 

長期→会社の価値の推移

中期→会社の業績の方向性

短期→会社の短期的な人気(心理の変化)、もしくは需給(市場全体の動きの影響、単なる売買の結果等)

 

これをごちゃごちゃにしてる人は、投資に失敗してしまいます。

 

この

長期、中期の動きを狙う→投資

短期の動きを狙う→投機

と考えるとわかり易いです。

 

つまり、この3つの動きが見える人にとっては、「投資」であれ「投機」であれ、必然的にその動きを考慮して、より勝率と利幅を上げるからです。

 

これを違う見方をすると

長期→ファンダメンタルズ

中期→モメンタム

短期→チャート

をそれぞれ最も大事な判断要素とする事になります。実際には全て見た上で、判断するウェイトを変える訳ですね。

 

なので、投資家、証券マン問わず

「チャート」だけで判断される方も多いのですが、「それだけでは不足」という事になります。

まあ、適当にやるよりマシですが😅

 

そして、それぞれの判断力を高める事で

 

相場が一方通行の時→投資スタンス

相場が揉み合い(レンジ相場)の時→投機スタンス

相場が終わった時→株を手終って、債券で稼ぐ(投資スタンス)、あるいは空売り(投機スタンス)で稼ぐ

 

と使い分ける事で、より幅広く、確率を高めた投資(投機)ができます。

 

こんな感じで、

「仕組みや理論がわかればわかるほど、面白くなってもくるし、勝率も上がっていく」

 

これが、投資(投機)の本当の面白さです。😀

チャート分析の意味

以前、投資の判断には3種類あり

 

①ファンダメンタルズ分析

②チャート分析

③モメンタム分析

 

この3つを総合的に判断するのが「本当の投資」だとお話しました。

 

今回は、このうち「②チャート分析」を取り上げましょう

 

「チャート分析」は、証券マンに最も人気のある分析手法です。

 

投資家にも人気があり、自分でチャートをつけていた(つけている)方もいるほどです。

 

確かにチャート分析は、株式投資をする上で、必須の行為(スキル)と言えますし、これなくしては、「言葉も通じない見知らぬ外国の街で、地図もコンパスもなく目的地を目指す」行為に等しいです。

 

ては、何のためにチャート分析をするのでしょうか?

 

意外とこれがわかっていない方が多いです。

実際にはなんとなく感覚で判断している人が大半ではないかと思います。

 

チャート分析の目的は

①トレンド(方向性)を見る

②レンジ(変動幅)を確認する

③レンジの向きを確認する

④長期、中期、短期の動きと違いを把握する

⑤トレンドの変化にいち早く気づく

⑥オーバーシュート(行き過ぎ)に気づく

⑦転換点を想定する

⑧水準を推し量る

 

また、比較チャート(2つ以上の市場、銘柄を一つのグラフに重ねる)を、用いる事で

①市場、銘柄間のトレンドの違いを把握する

②パフォーマンスの差を比べる

③下落時の下落率の差を比べる

④そこから投資対象の特性を推し量る

⑤また、世界の資金の流れを推し量る

⑥そして、投資すべき市場、銘柄、手を出さない、あるいは撤収すべき市場、銘柄を特定する

 

って、

 

改めて書くと結構ありますね😅

 

でも、これらを少しでも多く判断していく事で、より正確かつ確率高い判断を、行う事ができるようになってきます。

 

ただし、くれぐれもチャートだけを盲信しないように

 

チャート盲信家の中には

「チャートには全てが詰まっている」

と豪語する方もいらっしゃいますが

 

残念ながら

一番大事な「真実」が入っておりません😅

 

チャート、そして株価が表すものは

 

あくまで

 

多くの投資家(投資主体)が考える、「『現在妥当と思われる株価』の平均値」と「単なる売買(需給)の結果」です。

 

しかも、それは「いい加減」と言ってもいい位、簡単に変化しやすく、移ろいやすいです。そして、その軌跡がチャートです。

 

だからこそ、自身の考える「本来、妥当な株価」との間に乖離ができ、そこに収益チャンスが生まれます。これが「投資」です。

 

では、なぜ「そんな移ろいやすい株価に基づくチャートを分析する事が有効なのか?」

 

それは

 

「チャート分析」を信じている人が多いからです。

 

例えば「チャート分析」の結果、「1100円の時価に対し、1000円が下げの折り返し地点になり易い」と判断したとしましょう。

 

そうすると、「チャート分析を信じる人」は実際に1000円で買いの注文を出してきます。

 

そうすると、実際にその辺りの買い注文が分厚くなるので、売りはそこを突破できずに、本当に1000円近辺が折り返し地点になる確率が高くなります。

 

ただし、私が同様の判断をしたとしても、1000円で買い注文を出す事はありません。

 

なぜか?

 

それはこの前の「バス理論」でお話しましたね。😁

 

とにかく、「投資」の勝率を上げるには、

①できる限り多くの情報を取り込み

②それを取捨選択し

③想定シナリオを策定し

⑤それに応じた売買プランを策定し

④実行する

⑤買い付け後は、状況によりプランを修正

⑥反対売買が完了して、ようやく終了

 

これら一つ一つを、出来る限り精度を高く行うよう、常にブラッシュアップしていく事が大事です。

 

そのうちの、一分野に過ぎない「チャート分析」の項目を挙げるだけでも、軽く14項目ほどになってしまいます。

 

つくづく、「投資」は奥が深いですね。

そして、正しい努力であれば、それが遅かれ早かれ報われるフェアな世界でもあります。

(⌒‐⌒)

バス停並ぶ理論

バス理論パート2です😁

 

「バス坂道登っていく理論」と似ていますが、全く違うお話です。

 

今回は「バス乗れない理論」&「バス降りられない理論」です。

 

皆さんは、「指値」ってどうやって決めてますか?

 

(* ̄∇ ̄)ノ俺は細かい事にはこだわらねえ            男らしく成り行きに決まっているだろ!

 

ご立派!👏確かに男らしい!

 

まあ、そういう時もあります。

 

その辺の使い分けは別の機会にするとしまして

 

例えば「時価1100円より下、1000円近辺で買いたい!」と思った時、いくらで差しますか?

 

①ズバリ!キリのいい1000円

 

②まあ、多少上でもいいや1010円

 

③やっぱ、お得感のある990円

 

さあ?あなたならどれ?

 

 

決まりました?

 

 

ほんとにそれでいいですか?

 

 

ファイルアンサー?

 

 

では、答え行ってみましょう!

 

正確は

②1010円③1000円①990円

の順です!

 

(* ̄∇ ̄)ノそらあ、指値高い方がその分早く買えるだろうよ!

 

 

違います!

 

 

問題は「値段の高い、安い」ではありません。「早いかどうか」でもありません。

 

 

 

答えはズバリ!「勝率」です!

 

 

わかり易い例でいきます

 

あなたはバス停に並んでいます。

 

そのバス停には値段が書いてあります。

 

 ②1010円   ③1000円    ①990円

 

そして、②の方角からバスがやって来ました。

 

行き先にはこう書いてあります。

 

「売り物!値上がり行き!」

 

とても魅力的な行き先ですね😁

 

ただし、バスには定員があり、満員になるとUターンして行ってしまいます。

 

次のバスはいつ来るのかわかりません。

 

もしかしたらもう来ないかも。

 

そして、それぞれのバス停には、お行儀よくバス待ちの人が並んでいて、前にいる人から乗るのがルールです。

 

てことは、同じバス停でも全員は乗れない

 

という事も起きえます

 

あなたのミッションは「①確実にバスに乗ること」そして「②できるだけ自分の乗ったバス停でバスが折り返す事」です。

 

そしてよく見てみると、キリのいい「1000円」のバス停に並んでいる人が一番多いようです。実際でも、「キリのいい指値」をされる方はとても多いです。

 

さて、ここでどう考えるかが明暗を分けます

 

株式は「人気投票」です。「人気」があればあるほど、力強く大きく上がります。

 

てことで、このバスが

 

人気がある場合、「1000円バス停」にたくさん並ぶので、「1000円」で満員になる(折り返す)可能性が高いです。

 

ただし、「1000円バス停」に並んでいる人が全て乗れる訳ではありません。

もし、自分の手前でバスが満員になってしまぅたら、とても残念な事になってしまいます。

 

そんな経験ありませんか?

 

なので、一つ手前の1010円バス停で確実に乗る訳です。

 

もっと人気のあるバスなら

 

さらに一つ前の1020円バス停で乗る!

 

そんなイメージです。

 

逆に、990円バス停で乗ろうとした方

 

 

私が買うと株価が下がる(TOT)

 

とお嘆きでは?

 

それもそのはず

 

「1000円の(注文の)壁」を突破するほどですから、人気は低い(動きは弱い)んですよ

 

しかも、そのバス停に並んでいる人は少ないので、そのまま次のバス停やさらに先まで進んでしまう可能性が高くなるんです。

 

しかも、このキリのいいバス停

 

あまり行き過ぎると、戻ってくる時に「上値を抑える壁」になってしまいます。

 

つまり、キリのいい数値を避けて手前に指すと動きの弱い銘柄も買えてしまいますが、強い銘柄を拾えます。

キリのいい数値の後側に指すと、動きの弱い銘柄しか拾えません。

 

てことで、指値の指し方一つでも、勝率を大きく左右します。

 

当たり前ですが、売りの時はこの逆です。

 

2000円で売りたいと思うのなら、指値は「1980円」「1940円」となりますし、そこから逆算して、多少なりでも利幅が取れる位置で買う事になります。

つまり、上位者は買う時点で、ある程度売り指値を想定しながら買いをいれている訳です。

 

そして、「買い」は買えなくても悔しいだけですが、既に保有している株式を売却する時にこれをミスると、後で致命傷になる可能性があるので、なおのこと売りの指値はよく考えて出しましょう。

 

指値上手は売買上手」ですね😀

 

 

関税は経済にとって本当にマイナスなのか?

こんばんは、株侍プロてす。

 

「多くの人の思い込みによる間違い」と「現実の経済状況」との違い(乖離)

 

これが株式市場における投資の動機になる事は繰り返し申し上げてきました。

 

ちなみになんですが

 

今日のお題は

 

「関税って本当に経済にとってマイナスなの?」

 

というお話です。

 

関税とは読んで字のごとく

 

「税」です。

 

「税」とは国家収入です。

アメリカは連邦政府があまり自由になるお金を持ってないので、これが経済政策を行うための原資になります。

中国は自国産業のさらなる育成が急務です。

どちらの政府もそのためのお金が欲しいんです。

 

なので、関税を負担するのは、企業、あるいは個人ですが、集められたお金はタイムラグを経て、政府により再配分されて投下されます。

 

しかも米国の場合、ある程度中国が持ち出しになりそうなので、差し引きプラスな気がします。

 

また、米国の消費者は関税により高くなった中国製品を避けて、米国製品を選択する確率も高くなり、これもまた米国にはプラスに働きます。

 

やはり

恐るべしトランプ大統領😱

 

もしくは、大統領の裏にいる、とても優秀な方々が、本当に恐るべき存在なのかもしれません。

 

市場は思い込みと勘違いの宝庫です。

そして、その真偽を見抜く目を持つ者は、他より有利にかつ勝率高く、取引を進めていけます。

 

嘘だと思うなら、日経新聞のマーケット面の為替コメントを半年ほどスクラップして、為替チャートと見比べて見て下さい。

そもそも、言っている事に一貫性もなく、下手すると支離滅裂。しかもそれに沿って取引すると、いい感じで損できるはずです。😁

 

まあ、その都度変わる取材相手の取材記事をそのまま書いて、トレンドフォロー的なコメントを付け加えるので、仕方ないんですが😅

 

 

株式相場雑感(8/21)

ここの所、相場は膠着状態。

 

週末の「ジャクソンホールFRB議長会見」と「G7」を前にして、米株はいくぶん上昇するも、日経平均は低い水準で往来相場。

 

この「ジャクソンホール」が、来月17.18日のFOMCに以降おける「利下げ」を占う上で、かなり注目されており、そのため、上にも下にも動きずらい。

 

それが今の状況を作り出しています。

 

では、この「ジャクソンホール」でのパウエル発言は「利下げ」継続を匂わすのか、匂わさないのか?

 

一般的には

「匂わす」→株価上昇

「匂わさず」→株価下落

と受け止められていますが

 

拙者の想定は

「結果がどうであれ、日米共に再度下値を試す二段下げの可能性が高まっている状態」

「しかし、その下げが一巡すれば、絶好の買場」

「ただし、銘柄を間違えない事が大事」

としています。

 

通常、一方通行的な動きは

短期なら2~3日

中期なら2~3週

位続く事が多いため

 

狙い所は

9月第1週後半か

9月第2週前半

となる可能性を見ています。

 

ただし

9月第1週週末には、米国雇用統計があるので、これが良くも悪くも変化点になる可能性があるため、注意が必要です。

 

いずれにしても、次回FOMCにおいては、0.25%の利下げは濃厚だと思われ、米国株は年末に向かっての上昇相場入りにつながっ てくるかと思われます。

 

日本株は消費税の関係もあり、10月頃に再調整の可能性はあるものの、年末に向けてある程度の全体上昇とハイテク系一部の銘柄の上昇が見れると同時に「不況下の株高」という言葉が出てくるような気がします。

 

日米共に、経済指標の好転が見られるのは来年の話。ただし、それが見えた時には株価は既にそれを織り込んでいます。

 

本来、株は「悲観、心配が高まっている時に買って」「楽観が行き過ぎている時に売る」ものです。

 

来週から、この「悲観のピーク」を見定める段階に入ります。

 

ちなみに、今回はトランプ大統領が引き起こした「人為的な景気悪化懸念」である事は以前申し上げました。

 

モノやサービスに対する需要は、「食い尽くされた」訳ではなく「先送りされた」だけです。

 

そして、後に浮上してくる「先送りされた需要」を最大限に「食い尽くす」べく、一定期間景気を燃え上がらせるために必要なのが、資金供給量の増加と低金利(金融政策)と減税や公共対策等の財政政策です。

 

そして、現在は先進国だけてなく、新興国も巻き込んで、金融政策と財政政策が、順次発動しつつあります。

 

ついに、米国も金融政策だけでなく、財政政策も視野に入れてきました。

 

この二つの政策には遅効性があるため、やり過ぎて景気活性化→バブル化する事も以前申し上げた通りです。

 

全ては予定通り進んでいます。

市場の強さで言えば

ナスダック>NYダウ日経平均

となりそうですが

 

なので、数ヶ月~1.2年間の中期的な動きは強気で見ていますが、中期的な動きと、短期的な動きは必ずしも一致しません。

 

それはあたかも、現在地と目的地はわかっていたとしても、その道のりはいくつかのルートが考えられる。どのルートを通るかは、その時の状況、例えば赤信号、工事中、事故等によって変化するが、目的地が変わる事はない。時に、目的地に向かうために、一時的に逆方向へ進む事もある。

例えば、一旦遠ざかって、しかも渋滞にもあったが、その先には高速の入口があり、そこに乗ってからは、徐々に加速し、あれよあれよという間に目的地に到着!

 

そんな感じのイメージです。

 

てことは、今は高速前の渋滞中ですね😅

 

最終的に大事な事は、

個人消費が拡大する事

企業の投資が拡大する事

政府の支出が拡大する事

 

これが=GDPの拡大=経済成長=企業業績の拡大=株価の上昇

 

という事です。

 

ただし、その恩恵を受けられる国、企業、個人には、かなりのバラツキがでると思われます。

 

それと、香港への中国の軍事介入の可能性ですが、トランプ大統領の口先介入で発生確率は低下しましたが、依然、捨てられないオプションです。

国慶節が10/1、G7サミットが今週末、ほぼ同じ日程で、中国全人代常務委員会、そして、その後初の香港でもが8/31

というスケジュールを考えると、やはり9月の1.2週目は要注意です。

と同時にチャンスを探る事になります。

ピンチとチャンスは裏表なので😁

 

さて、どうなりますかね?😁

「逆イールド」と「逆イールドカーブ」の違いと株式市場

またまた出てきましたね。

 

もう、3回目位ですかね?

 

「逆イールド」ネタ😁

 

「逆イールド」は経済のリセッション(悪化)のサイン

そういう記述をよく見るんですが

 

そもそも

 

「逆イールド」と「逆イールドカーブ」は似て異なる事をご存知でしょうか?

 

「逆イールドカーブ」なら、それは「リセッションの可能性が高い」と言えますが、「逆イールド」は状態が微妙に違いますし、意味合いは大きく違います。

 

また、不思議な事なんですが

 

「なぜ(状態が)そうなるのか?」

「なぜリセッションのサインと言えるのか?」の記述が全くと言っていいほど見当たらないです。

 

まあ、世の中の多くの人が「見方」や「仕組を知らない方が、「解釈」「判断」として今後も自身に有利に働くので、知らないままでいいんですけどね。

 

もちろん、ここに立ち寄って頂いている客人の方々には、これからお話しますのでご安心を😀

 

事前話ですが

イールドカーブ」とは、その国の国債を年限別に並べてみた場合の傾き(カーブ状)を指し、通常時であれば、年限か長いほど利回りは高くなります。

 

まず、本当のリセッションのサインである「逆イールドカーブ」についてお話します。

 

今しがた申し上げたように

通常、

金利は期間が長くなるほど、高くなるのが当たり前です。

 

この辺は預金金利でイメージして頂くとわかり易いですし、金利はそもそも

 

金利=予想インフレ率+リスクプレミアム±需給

 

で決まります。

 

なので、経済が正常な状態であれば

期間が長くなるほど

 

予想インフレ率→徐々に上昇加速→プラス

 

リスクプレミアム→お金返してくれないリスク→徐々に高くなる→プラス

 

需給→金利上昇により評価額にマイナス→債券→株へのシフトが徐々に進む

 

となり、いずれの要因によっても、

「期間が長くなるほど金利は高くなる」

となる訳です

 

そして、「逆イールドカーブ」とは

 

通常とは逆で、

「期間が長くなればなるほど、金利が低くなっている状態」です。

 

これは国債金利の「一部」ではなく、「全て」において成立している必要があります。

 

そして、この意味合いは

 

これからリセッション(景気悪化)が長期に渡り起こるので、

 

それに伴い、中央銀行が「長期間に渡り」、「段階的」に、「大きく」金利を下げ続ける可能性が極めて高い。

 

という事を意味します。

 

つまり、「中央銀行が、それだけ大がかりかつ継続的に利下げを行う可能性が高いなら、景気はリセッションに入るに違いない」と市場参加者の多くが予測している状態で、これはこれまでのバブル崩壊直後には、確かに現れている現象です。

 

対しまして、「逆イールド」ですが

 

このイールドカーブのうち、全てが逆転していないが、一部が逆転しているのが「逆イールド」です。

 

以前

「イチブとゼンブ」でもお話しましたが、

「イチブ」と「ゼンブ」を混同してはならない!

という例が、

「逆イールド(イチブ)」と「逆イールドカーブ(ゼンブ)」です。

 

「逆イールド」が示すものは

 

ズバリ!

 

「これから数回に渡って、中央銀行(FRB)が短期金利を下げる可能性が高いですよ!」

 

実はこれだけです。👍️

 

拍子抜けしましたか?

 

なので、

「米国FRB短期金利を下げる」というだけなのを、「世界がリセッション(景気後退)に陥る」と勘違いしている。

 

というのが答えです。

 

今はまだ、市場が「ええっ!😱マジで?」

 

とビックリしてる段階ですが

 

ここから

 

「『😱マジで?』じゃなくて、マジじゃん!🥶」

 

と勘違いを起こして急落してくれれば、

しめたもの。🤔

 

『夏の終わりの大バーゲン』

もしくは

『オータムフェア』

開催です!

 

ただし、いつも申し上げておりますが

 

市場、銘柄はよく吟味して下さいね。

 

自己責任なので😁

 

そうそう

 

多くのプロは、「逆イールド」と正しく言っているのですが、トランプ大統領はツイートで「逆イールドカーブ」と言ってますね。

 

仮に指摘かれたとしたら

 

「似たようなものだ!世界経済 が中国とFRBによってリスクにさらされている事に変わりはない!」

 

って、言い逃れするんだろうなあ~

と思います。

 

ということは、

 

わざと「カーブ」と言った可能性もアリアリですね。

 

恐るべしトランプ大統領(><)

株式相場雑感(8/14)

本日は「第4次関税が一部延期」とのニュースに伴い買い先行

 

てしたが、すぐに終息😅

 

結局、前日の下落分を戻す程度で終了

 

残念、市場参加者は騙されず。

勘違いて21000円に向かって伸びたら「売り」のチャンスかと思っていましたが、そう甘くはないですね。😅

 

別に決定的な何かが決まった訳でもなく

ネタ的には「多少マシ」程度の話でしたのでしょうがないですね。

株価上昇も、先物の買い戻しが主だったと思われますし、日本はお盆休み真盛りですしね。

 

てことで、再び「材料次第で上下動する相場」に、しかも今日は取り立てて他に材料なし。

 

位置も売るにも買うにも都合があまりよくないので、正直「暇」。調べ事をしてました。

 

昨日も書きましたが

「香港発下落オプション」を警戒してますが、スケジュールを考えると

 

10/1国慶節  ここを香港のデモニュースで汚されるのは中国としては、何がなんでも避けたいはず。

事態の終息→沈静化 

を考えると、遅くとも9月初旬~中旬には取りかからないと間に合わない

 

ただし、

8/24-26はフランスてサミットがあり、ここて非難されるのもマズイ

 

てことは、サミット後の二週間以内に何かが起きる可能性があるかと。

 

既に武装警察(事実上の軍隊)は近くに待機、そして警告済

 

あとはデモ隊側が、何か、やり過ぎレベルの行動を起こせば「大義名分」は揃う状態

 

すでに「議会占拠」「空港占拠」をやってますし、「外国人の帰国を邪魔する」のはやり過ぎかと。

 

しかし、ふと思ったのですが

 

「実はデモ隊側は嵌められかけているのでは?」

 

いくら中国側が力づくで実力行使に及ぼうとも、再び天安門並みの事はできない。

 

ただ、デモ隊が「暴徒」となれば話は別

 

その大義名分を誘発しようとしているようにも見えるんですが😅

 

事実、デモ隊に変装した警官?がバッチリ撮影されてましたしね。

 

デモ隊内部に体制側の扇動者が入り込んでいる可能性は結構高いかと。

 

 

実際の話として

以前、欧州危機がギリシャで起こった際に

「デモ隊が警官隊に火炎瓶を投げつける映像」を度々見た記憶がありませんか?

 

あれだけ激しくやりあったはずなのに、怪我人は確か0(国会議事堂前以外の場所では1人いたかな?)。なんか不自然ですよね。

 

現地では有名な話ですが

 

実は、警官隊に向かって、火炎瓶を投げた方も(私服)警官だったり😁

 

なぜ?

 

「事実は小説よりも奇なり」と申しますが

 

(平和的)デモ隊集まる→今の所安全→毎日集まる→規模が増える→徐々に暴徒化のリスク増す→そもそも観光都市なので風評上よくない→私服警官紛れ込む→人数増えてるので気づかない→火炎瓶を警官隊に当たらないように投げる→大義名分成立!→市民に当たらないように催涙ガス発射!→デモ隊解散!→めでたしめでたし

 

という構図だそう

 

えっ?やらせなの?😱

 

と思われた方

 

目に見えるモノが真実とは限りませんよ😁

 

人間には「思い込み」があり、それを利用する賢い人達もいるという事です。

投資もそういう1面がありますけどね。😁

 

ただ、これはまだ平和なギリシャのお話

 

今回は香港、そして相手は中国

 

できれば平和裏に解決してくれる事を望みますし、目を撃たれた可哀想な女性以上の不幸が起きない事を願います。

 

ただ、もし事が起きればその動きは最大限に利用させてもらいます。プロなので。😅

 

この発生確率は何とも言えませんが、無視していい確率は既に越えてます。 

なので、なくても有望な銘柄を仕込む。あればより安く買える、二段構えで望むつもりです。

そういう意味で選択肢の中の一つつです。

 

さて、次回FOMCまでの軌道がどう描かれるか?見ものですね。😁

 

 

株式相場雑感(8/13)やはりしっくりこない

皆様、お盆をいかがお過ごしでしょうか?

株侍Proでございます。🙇

 

今朝は朝から下落。しかし、その後は終始落ち着いた動きに。

 

先週からの動きとして、米中の貿易問題、元安容認観測、香港デモの激化に加え、アルゼンチンのデフォルト懸念。そして、日本株円高進行による業績懸念

 

と来たわけですが、その割にはさほど売りに押される訳でもなく、個別株でみるとそこまで下げてる訳でもなく

 

という感じだったのですが

 

やはり違和感を感じます🤔

 

チャートを見ても

 

8/6 20110円からの戻りは20782円まで

その前の下落幅は-1713円(-7.8%)、仮に戻り高値からの二段下げとなった場合、目安計算で同幅、同率下げた場合の日経平均は19278円、19059円、昨年12/26安値 18948円の手前とみれば順当に思えます。

 

もちろん、「二段下げ」ではなく、前回安値前後で下げ止まる「二番底」の可能性もありますが、「底打ち期待」から買われた半導体関連や電子部品等が高止まりしており、これが再度底値探りとなれば、「二段下げ」の方がより確率高く思えます。

 

理想買いで買われた銘柄が、その期待が剥がれるかのように売られるのはよくある事ですし、受注的には実際に「底打ち」してるのかもしれませんが、受注が上向いた証左は未だ出てきていません。

 

むしろ、相場の最優先課題は「催促相場による金融、財政政策の誘発」であり、特に「FRBによる段階的かつ継続的な利下げ」が必須です。

 

そのためには一部のプロを含む多くの人が「世界経済の悪化」をリアルに信じる状況が必要なため、この先、「ヒヤリ」とする位の相場の下落が想定されます。

 

為替にしても、現在の安値は105.10円ですが、おそらく最低でも、早晩昨年3月の104.63円と今年1月の104.79円を試すかと思います。

 

また、投機筋のポジションは円高、円安共に低水準なのですが、ここの所徐々に円高のポジションが積み上がり始めた事、また、現在の相場環境では「円高になって然るべき」的な論調がまことしやかに聞かれるようになっている事を考えれば、最も確率高いのは100円割れを意識した位置で100円プラスマイナス1円、つまり99~101円の辺りが考えられます。これは2016年中旬から後半にかけてつけていた値です。

 

ただし、最終的にはその時と同様に積み上がった円高のポジションと低水準の円安ポジションによって、一気に巻き戻しと踏み上げの円安となる事が想定されます。この円高ポジションの積み上げには推定3~6ヶ月程度は必要と思われますので多くの人が期待するほど早くドル底打ち→上昇となるよりは、底値圏での乱高下があるかと思われます。

当面、米国は利下げ期待が先行するので、円に対しては、なかなかドルが買われにくいという事が前提となります

 

そして、悩ましいのは今回の本命「ナスダック」の動きです。

 

最終的には、今思われている『「安定性」と「配当利回り」を追うべき』というのは誤り(正確には一時的)で、『「成長性」を問う相場』になるかと思われます。

結果「ナスダック」が「日経平均」や「NYダウ」に対し、より高い、最後は圧倒的なパフォーマンスを叩き出すと思われます。

 

そして、現在の「ナスダック」は短期的には下げてますが、中期的には未だ上向きのレンジの範囲内です。

ただし、8/5安値7662をブレイクすると、この中期的レンジが一旦崩れ、6/3の7292か、7000前後まで「寄り道」する事になりそうです。

この8/5安値を下方向にブレイクするかどうかが、どちらとも言い難く、現状を優先して対応する事が必要です。

強いて言うなら、個別株を見る限り、6月安値二番底をつけにきてもおかしくない。

と考えられます。

 

いずれにしても、ターゲットとなるハイテク銘柄が、FOMC前のここから2週間~1ヶ月以内で下に入ってくれば、そこは絶好の買い場となりそうです。

「夏の終わりの大バーゲン」に期待したい所です。

 

くれぐれも忘れてはならないのは

 

元々、現在の経済、相場状況の

「ドッキリ仕掛人」はトランプ大統領その人であり、そのトランプ大統領が望む事は、「来年、米国中心に経済と相場が盛り上がる事」、そして、「自分が大統領再選になる事」です。そのためには、来年「米国中心に盛り上がる相場」が必要です。

 

そして、現在の状況は、そのために引き起こした「人為的な不安」だという事です。

 

これにより、世界経済における需要と成長率を、来年に先送りする効果を狙っています。

 

わかり易いイメージとしては、「バス坂道登っていく理路」において、

「バスの乗客に告ぐ!今のままでは中国とFRBのせいでバスは麓までバックしてしまうかもしれない!」

とバスから飛び降りる事を、車掌のトランプ大統領が暗に促しているイメージです。

 

そして、バスは実際に多少バックする事で、実際に慌てて飛び降りる人も出るんですが、燃料屋であるFRBがトランプ車掌の圧力に屈して(表向きには大義名分を得て)、バスに燃料を追加で補給(利下げ)する事で、再びバスは坂道を登り始めます。

 

そして、既にバスから降りた人が目にするのは、あれだけ「降りなくていいのか?」と問い続けたトランプ大統領を乗せたまま、走り去っていくバスの背中だったりします。

 

物事は一筋縄にはいきませんし、単純なものでもありません。

 

時には「高く飛ぶためにしゃがむ」行為を、「座り込む」事と勘違いする事も発生します。

 

あと、アルゼンチンはどうでもいいんですが、「香港デモ」がどうなるかは見物です。

カギは「人民解放軍が鎮圧に乗り出すかどうか?」これが起きると、ダメ押し(ヒヤリの下押し)が発生して、底打ちを形成するかもしれません。

 

香港デモと鎮圧については、「一個人」としては憂慮してますが、「証券侍」としては起きれば要注目のイベントとなります。戦いと投資判断に「情け」を入れてはいけません。

 

つまり、投資判断に「感情」は不要です。

その「感情」故に、相場の逆をやってしまいます。

むしろ、「他人の感情の動きを利用する」というのが投資の本質ですので。

 

さてさて、どうなりますかね。

(⌒‐⌒)

 

証券マンとプロゴルファーとの共通点

証券マンとプロゴルファー

 

これってとてもよく似ていると思います。

 

これについて3つの点からお話します。

 

1つ目は

 

世の中では

 

「プロは失敗しないもの」

 

あるいは

 

「プロはうまくいって当たり前」

 

という、思い込みがあります。

 

そういう種類の「プロ」もあるかと思いますが

 

「証券」の世界で

 

全員が儲かる(勝つ)

 

というのは、どうあがいてもあり得ません

 

なぜなら

 

ゼロサムの世界だからです

 

誰かが儲かった分は、誰が損した分

 

そうお考え頂いて構いません

 

なので、最初から全員は勝てませんし、全員が負ける事もありません

 

なので、

 

証券マンの中にも

 

単なる職業(サラリーマン)としか考えていない者がいる一方

 

プロとしての気概と努力を持って仕事に臨んでいる者もいます。

 

ただ、そんなプロ意識の高い証券マンでも

 

全戦全勝(勝率100%)は不可能てす!

 

なぜなら、どれだけ努力して予測を立て、感覚を研ぎ澄ましたとしても、必ず運の要素(割合)は残ります。

 

この「運」の割合をいかに少なくするかがプロの腕の見せ所です。

 

勝率7割なら上等!(ビギナーがなんとなくやると3割位と言われてます)と言われる投資の世界において、それに近づけ、それを追い越すための努力ができる者だけが、真のプロ証券マンと言えます。

 

プロゴルファーもそうです。

 

プロゴルファーならOBやシャンク、バンカー、池ポチャ等あり得ない!

 

と思いがちですが

 

OBやシャンクはあまり見ないとしても、バンカー、池ポチャはちょくちょく見られますし、射程距離からグリーンを外す事などしょっちゅうです。

 

ただ、そうなる確率がアマチュアと比べると、天と地ほど違います

 

この差が積み重なる事で、プロとアマチュアの決定的な差となっていきます。

 

 

2つ目ですが

 

リカバリー(修正)能力です。

 

プロとアマチュアの決定的な差はここで出ます

 

プロゴルファーでも、失敗してからのリカバリーがとても凄いです。

典型的なのはバンカーに入れた後、ワンショットで確実に寄せて来たりします。

 

証券マンも同様です。買う銘柄や位置を間違えた、あるいは状況が暗転した時に、いかにロスを出さずに、あるいは損失を最小限に抑えて、次の銘柄に移行して利益を取るか?

 

これが腕の見せ所です。

ただ、プロゴルファーと異なるのは、結果と最終判断はお客様に帰属しますので、なぜそれが失敗であり、どう挽回するのかをお客様に提示し、わかりやすく説明する事が求められます。

 

これは医師のインフォームドコンセント(十分な情報を得た上での合意)によく似ています。

 

 

3つ目ですが

 

致命的なミスを犯さない事です。

 

プロゴルファーでも、一か八かの勝負は避ける傾向があります。

 

例えうまくいったとしても、それを繰り返し続ける事は不可能に近いからです。

 

証券マンにも同じ事が言えます。

 

もちろん、お客様の望みがそうであって、大勢に影響がない、あるいは他の部分で十分にリカバリーできる時には、あえて受ける時もありますが、そうでなければ反対の意思を伝えますし、そうであるべきかと。

それでも、というならそれはお客様の判断ですのでそれに従います。

 

わかりやすく言えば、リーマンショックの最中、特に前半であれば、極端な話、株式に拘る限り、何をやっても無駄です。

そういった時には、例えどんな魅力的な銘柄でも、雪崩に巻き込まれるリスクが高いからです。

仮にそうでない銘柄があったとしても、それを狙うという考え自体が

「当たり馬券を後から見て、買っとけばよかった!」と考える行為に等しいです。

 

よく「塩漬け」という言葉を聞きますが

 

拙者の辞書に「塩漬け」という文字はありません。

それは「勝つために考える行為を放棄した」事に等しいからです。

 

これまで、この仕事を長くやってきましたが

ほとんどのケースで、この「塩漬け」が美味しい「漬物」に仕上がったのを見たことがありません。

ほとんどは、そのまま腐ってしまうのがオチです。

 

野菜を塩で揉んだだけで、そのまま長い期間放置したらどうなりますか?

 

その致命的なミス(当てのない放置)が、もし、資産の過半数を越えているようであれば、もはや修復は物理的に不可能となる事さえあります。

 

プロにはプロたる所以があります。

 

ただ、残念な事に、近年この「プロ意識」を持たない(あるいは忘れてしまった)証券マンが増えているのも事実です。

 

それを再生したい夢を持てばこそ

 

拙者は「侍」として、

ここに「武論具(戦うための武器について論ずる道具)」を立ち上げている訳です。

 

 

今回、凄く真面目に書いてしまいました。

株侍Proでございます🙇

 

 

「バス坂道登っていく」(投資)理論

「バス坂道登って行く理論!」

 

 

そんなの聞いた事ない!

 

 

本には書いてない!

 

 

ググっても出てこない!

 

 

と思われた方!

 

 

それもそのはず!

 

 

だって、拙者が考えたんだもん!

(⌒‐⌒)シッテルハズガニャイ

 

 

「成長性高い」「割安」等、内容がいい銘柄、しかも上昇トレンドにあるのに、株価は時折激しく上下動を繰り返す。

 

 

なぜ、株価が短期間で大きく上下動するのか?

 

また、相場の終わる時ってどうするの?

 

それをイメージしやすくしたのが

 

「バス坂道登っていく理論」です!

 

まず

 

山を登っていくバスをイメージして下さい。

 

それも、結構な急坂!

 

そのバスは走行中でも、乗り降り自由!

 

そして行き先表示は

 

「成長株、高値行き!」

 

乗りてえ~!😀

 

それが坂道を登り出すと

 

楽して上に行きたい人達が次々と飛び乗ってきます。

 

最初はそれでもバスは坂道を登っていきますが

 

まるで、某新興国のバスみたいにすし詰めで、屋根にまで人が乗っているような状態となると、さすがにバスもパワー不足で、坂道を後ろに下がり始めます。

 

すると、乗客のうち何人かは、「また麓まで下ってしまう」と判断し、バスを飛び降ります。

 

中には、それが乗った場所より、低い位置だったとしてもです。

 

すると、さらにつられて降りる乗客も出てきます。

 

そして、ある程度の乗客が降りた所で、バスは軽くなり、再び坂を登り始めます。

 

すると、また徐々に乗客が乗ってきます。

 

この繰り返し

 

結局、この「三歩進んで二歩下がる(3○5歩のマーチ)」的な動きを繰り返しながら、バスは頂上を目指して進んで行きます。

 

これが株価が調整を繰り返しながら上昇する仕組みをイメージ化したものです。

 

わかり易いでしょ😁

 

 

さらに上級編行ってみましょう

 

 

ただし、この動きがいつまでも続く訳ではありません。

 

このバスの坂道登りも、必ず終わりが来ます。

 

1つは「燃料切れ」

便利なバスも、燃料が切れたら、タイヤのついたただの鉄の塊です。

もはや、坂を登るどころか、麓に向かって真っ逆さまに落ちて(降りて)いくだけです。

 

この「燃料切れ」=株価の圧倒的な割高状態

=業績でどうあがいても説明のつかない状態

 

と考えて下さい。

 

例え、燃料がきれようとも、「慣性の法則(勢い)」により、しばらくはバスは進みます。

しかし、それも時間の問題です。

 

なので、燃料切れ(割高)となったなら、すぐにとは言いませんが、早めに降りるのも大事です。

 

そこで「バス止まったら」、と考えていれば間違いなく巻き込まれます。

 

万一巻き込まれたら、四の五の言わず、すぐさま飛び降りましょう。

 

その後、どうすれば?

 

それは簡単!

 

まだ燃料(割安感)のある他のバス(銘柄)を探せばよい!

 

決して、いくら多くの人が乗っているからと言っても、燃料切れ間近のバスに乗ったらダメですよ。😁

 

 

という事です。

 

 

もう1つは「酸素不足」

 

山を登れば登るほど、空気は薄くなっていきます。

 

その結果、最終的には

 

エンジンの出力が弱まり

 

やがで止まります。

 

そして、いったん下がると

 

どんどん勢いがついて

 

もはや、エンジンをかけ直しても

 

そう簡単には止まりません

 

そして、多くのバスが逆戻りを始めると

 

その衝撃で

 

雪崩が発生します

 

雪崩は途中で止まってしまったバスを含め、ほとんどのバスを巻き込んで行きます。

 

 

これはどういう事かと言うと

 

酸素=相場全体の上昇エネルギー

=可能資金流入

 

とお考え下さい

 

つまり、

 

相場全体がバブル化を経て、最大資金供量となり、それ故に本格的な下落に転じた場合、

 

もはや、その市場内では、何をやっても無駄

 

売りが売りを呼ぶ展開は横に広がっていくため、

 

この雪崩に巻き込まれると

 

やはり麓まて真っ逆さま

 

となってしまいます。

 

なので、そんな時は

 

別の山(市場)に登りましょう

 

株式山が大雪崩となった場合には

 

高格付債券山が

 

おすすめです。

 

以上

 

「バス坂道登ってい理論」いかがでしたか?

 

スポーツもそうですが

 

イメージトレーニングはとても大事です

 

これができてると

 

同じような状況が来た時に

 

ピン♪

 

と来ますし

 

相場で最も大事な

 

「変化点」に気づきやすくなります。😀

相場予測は「アタックチャンス!」

アタックチャンス!」😀

 

ご存知「パネルクイズアタック25

 

1975年から続く、朝日放送が誇る長寿番組ですね。

 

それと相場にどんな関係が?🤔

 

あの番組、パネルを多く取るのも大事なんですが、

 

最後の映像が何を示しているのかを見破る(推定して言い当てる)事が出来ないと、全てが水の泡😱

 

なんですよね。

 

相場予測とよく似てるんですよ。

 

①多くの知識と経験則を用いて、できるだけ必要な情報を数多く集める

 

②それを様々な仕組みを元に、ここからのシナリオを割り出していく。

 

③すると、おぼろげながらメカニズムや先々起こりうる出来事や動きが見えてくる

 

④それが「確率が高い」と判断した所で、「アタックチャンス!」

てか、「アタック(投資行動)」する訳です。

 

まあ、

 

パネルクイズ→①

 

アタックチャンスの映像流れるとこ→②③

 

この○○は?(最終決断)→④

 

というイメージです。

 

面白いのは、

 

仮に全ての必要な材料(パネル)がそろっていても

 

最後の判断をするための知識と判断力がなければ

 

答えが出せない。もしくは間違う

 

という事ですし。

 

全てのパネル(情報)がなくても

 

見えない所を推測する事で、

 

正しい答え(判断)を導き出せる

 

という事もあります。

 

 

ちなみにですが

 

パネルクイズアタック25」に出る人って

 

かなり勉強されている方が多いですよね

 

おそらく、知識欲が旺盛で、世の中知りたがり、なんだろうと思います。

「知性」と「教養」

人として、この2つは持っていたいですよね。

 

でも、投資家(ガチの投資家だけだなく、単に投資しているだけの人を含む)で、勉強してる人って、どれくらいいるんでしょうね?

 

勉強もしないで、「自分の力を試したい」と思っているのなら、

 

それは単なる「運試し」

 

もしくは「肝試し」

 

ではないかと。

 

ただ、一口に勉強すると言っても

 

その範囲は広く、決め手になる「教科書」もありません。

 

なので拙者がいるんですよ!

(⌒‐⌒)ノ助太刀侍じゃ!

 

なんて、言ってみましたが

 

 

想像してみて下さい

 

あなたは「パネルクイズアタック25」に出場し、なんとかトップ通過しました。

 

「アタックチャーンス!」

 

映像が流れます

 

なんとなく見えるけど肝心のパネルが邪魔てよく見えない!😱

 

答えたいけど、答えに迷う、どうしよう?😱

 

そんな時に

 

ふとを見ると

 

黒子の格好をして、後ろに控える「株侍」!

 

「その○○は?」

 

黒子が何か囁いた!

 

「○○!」

 

「正解!おめでとうございます!」

 

そんな黒子侍に拙者はなりたい😁

 

もちろん、皆さんの場合は、ご自身で

アタックチャーンス!

をやるんですよ!

 

そのための「株侍Pro(黒子)」です。🙇