株侍Proが相場と世の中を斬る!

現役プロ証券侍が行う世直し! 戦国の世を生き抜く!

株式相場雑感(8/6)下げ止まりはしたが

こんばんは 株侍Proでございます。🙇

 

想定通りとはいえ、

ほんと、早い展開ですね。😱

 

結局、現時点で

日経安値              20110円      引け20585円

日経先物安値      19960円       引け20530円

という事で

 

朝から指数系打診買い(短期)にはいいお日柄となったのですが

 

個別はあまり下げませんでしたねえ😅

 

キリのいい2万円前後といのもあり、またパニック売りが持続する事もなく、為替も怪しい値戻しをして、ダウ先物も値戻しした事で、一旦この辺りで買い戻しも入って引けましたが

 

なんかスッキリしませんね😅

底打ち感を感じません😅

 

スピードが早すぎた分のスピード調整的な値戻しにも思えます。

 

未だ材料難の時期が続く事も考えると

 

仮にここから値戻ししたとしても

「二段下げ」を警戒した方がいいかもしれません。

 

「二段下げ」とは、

急落が数日続き売りが一巡すると、一旦「売り方の買い戻し」や「押し目買い」をキッカケとして戻りを試す動きが出ます。

しかし、その戻りが鈍い場合、再度下値を試しに株価が下げてくる動きが出る事があります。

この動きを指します。

 

これは一度の下落で売りが捌けきれていない時に出る事が多いです。

 

なぜ「売り」が捌けないといけないのか?

 

それは、改めて書く「バス坂道登っていく理論」の回で書きたいと思います。

 

この二段下げてすが

 

直近では、

今年4/24の日経高値22362円をつけた3営業日後からの下落時に発生してます。

 

まず、一段目はここからわずか6営業日で-1611円(-7%強)下落して、20751円をつけています。

 

そこから戻しを試しはじめ、4営業日後に21430円(+679円)の戻り高値をつけます。

 

この時大事な事は、いわゆる「半値戻し」をつけるかどうかです。

 

相場格言に

「半値戻しは全値戻し」

というのがあります。

 

これは

「戻り局面において、下落幅の半分以上の戻りを示すようであれば、相当買いが強く、売りも捌けている可能性が高いので、元の値段を取り戻す可能性が高い」

というもので、実際に半値を達成しても、全値戻しに至らない場合もありますが、

この「半値戻し」を達成するかどうかで、株価の動きの強さ(モメンタム)を図る事ができます。

 

また、これを利用して、底値圏で拾ったものを、全部、あるいは一部売る時の目安にする時もあります。

つまり「半値手前で売りを入れて待つ」あるいは、「半値手前で頭打ちの傾向が出たので、そこで売り決める」ケースです。

 

そして、半値手前で「上げ渋る」傾向が見て取れた場合、再び下落を想定する訳ですが

 

この4~5月の下落の際には、リバウンド時の戻し率は最大42%。およそ4営業日上値を試して、抜けきれない状態でした。

 

そこから二段目の下げが来ます。8営業日かけて、下落幅は1141円率にして-5%強です。

そこで、ようやく当面の底をつけました。

 

 

翻って今回ですが

7/30高値21792円から今朝の下落幅は1682円、下落率にして7%強。

前回とほぼ同等ですね。

 

一方通行的な動きは、2日目~3日目前場で一巡する事が多いことからも

ひとまず戻りを試してもいい塩梅のようです。

 

となると、次は半値水準ですが

直近の(高値+安値)/2なので、20951円となります。

キリのいい21000円を背負う位置というのが絶妙だなあ~

と思ったりします。

 

ここをクリアするのが難しければ、再度下値を試しに来る事が想定されます。

 

その時に大事なのは

「直近安値20110円」を切るか、切らないか、です。

 

ここを切らなければ、いわゆる「二番底」、当面の安値を打つか、あるいは、「三角持ち合い」(→売り買いが捌けるよう高値安値が狭まっていくように上下動を繰り返す動き)となりますし、切れば「本当の安値をつけに来ます。」

 

この場合を推定計算してみると、

19700円~19900円の数値が出てきます。

 

昨年末の18948円を意識して売られたとして、皆がヒヤッとして、思わず投げ売りが出そうな、そして同時に買いも結構入ってきそうな水準。「2万円瞬間割れ」

 

う~ん。これが起きれば「底打ち感」が出そうな気もしますね。

 

「とりあえずは」

 

ですけど。

 

株価の予測は単に「上げ」「下げ」て考えるのてはなく、「時間の経過による変化」の概念がないと「リアリティ」がありません😁

 

さて、どうなりますかね🤔

株式相場雑感(8/5)今回結構大事!

今日も開幕から下落

 

事前に想定していた事とはいえ、かなりスピードが早いですね😅

 

今回の調整の特徴はいくつかあるが、明らかに複数の市場を連鎖させる形で、「仕掛け的な」売買が入っている点が見受けられます。

 

特に今日目立ったのは「日本株」と「為替」これを投機筋が連鎖的に売り込んでいる感じが見て取れました。

 

わずか一週間で日経平均にして1300円の大幅下落。率にすれば6%程度とはいえ、わずか一週間で日本経済、あるいは企業業績の見方が大幅に悪化した訳ではありません。

 

株価の変動には、

①ファンダメンタルズつまり、業績的な変化やその理由があって上下動する場合と

②テクニカル、つまり、需給によって上下動する場合、そして、

③モメンタム、勢いと訳される事が多いが、つまり、相場(投資家)心理とその変化

によって引き起こされます

 

相場の動きを正しく理解するには、この3つの要素がどう働いているのかを分解して考える必要があります。

 

今回の場合は

②投機筋が「株価」と「為替(ドル)」に同時に売りを仕掛ける事によって

①「円高で企業業績が悪化する」という、もっともらしいシナリオを提示する

③それにより、機関投資家のヘッジ売りを誘発し下げを加速。また、信用やデリバティブの投げ売りを誘う事でさらに下げが加速。

そして、

④それを真に受けた人達が、投げ売りさせられる展開となる。

 

という構図ですが

 

実はこれ、投機筋が仕掛けた「嘘から出た誠(作戦)」であり、④の段階で①で仕掛けた投機筋が反対売買して、最終的には逆に買いを入れて往復で利益を取ってくると思われます。

 

しかし、多くの投資家はこういったメカニズムを知らずに真に受けてしまい、逆をやり易いです。

 

ちなみに、今日の引け前に多少値戻ししたのも、投機筋の反対売買が一部入ったものと思われます。

 

株価の短期間での上下動の最大要素は「投資家の心理変化」である事が多いです。

 

世の中で人の感情や思い(思い込み)ほど、いい加減なものはありません。

 

今回も、兆候は事前にありましたが、お気づきになったでしょうか?

 

この武論具でも書いていますが

 

半導体の一部(2020年問題対応のためのPC需要)と、より大きな、半導体のその他需要、そして設備投資回復に対する勘違いと勇み足が生じていた。

 

②先週木曜日の段階で、投機筋による下値を試すような、日計りの仕掛け売りが入っていた。

(この日の動きが投資家に悪い学習をさせてしまい、21000円割れで買いを入れた方も多かっただろうと思われます。モノの見事にトラップの役割を果たしたと思われます)

 

③FOMCが終わり、次のFOMCまて一月半の空白期間がある。次の利下げは余程の経済環境の悪化が想定されない限り、そこまで行われる事はない。

 

④通常、一年で最もモノが売れるのは年末(商戦)であり、その時に売るモノを生産(増産)するのは、だいたい10月頃から。

なので夏の商戦向けにモノの生産が終わった今、つまり8~9月は生産系の経済指標がよく出てこないのは当然。反発するための材料は出にくい時期と言える。

 

つまり、以上の4点から投機筋が「ここて売り込めば勝てる」と判断したと思われますし、それを予測しているからこそ、拙者はその動きをできるだけ利用するように動いています。

 

問題は、「下値はどの辺りか?」「いつ頃下を打ちそうか?」「ターゲットはどこを攻めるのが効果的(確率が高い)か?」

 

という事になります。

 

それを想定しながら、微調整をしていくのが、ここからやる作業です。

 

さてと

 

今日の状況見てると、なんか「底打ち感」を感じませんね。

多少の戻しは出るかもですが、そこでの「リバウンド狙いの買いを巻き込んで、もう一発売られる」というのは、よくあるパターン。

 

てことて、とりあえずのメドですが、

 

①20300円前後

20347円(18/03/26)

20315円(19/02/08)

20289円(19/06/04)

 

②20000円前後(心理的な節目)

 

③19000円前後

18948円(18/12/26)

19000円前半(2017年8~9月頃)

 

現時点では、このいづれかを想定しています。

 

ただし、先ほど書いた通り

 

「人の思い込みほどいい加減なものはない」

 

という事ですし、ここからの下値は、その「思い込み」と「勘違い」で付けてくるのて、決め打ち(一発勝負)はお勧めできません。

 

買いのターゲット候補を見ながら、「いい位置」に入ってきたものを、拾っていく感じですかね?

 

そして、段階的に買うスタンスが好ましいです。

つまり、二段階買い付けが有効かと。

 

打診で買って、単価の引き下げ効果がある所まできたら、もう一発買う。もちろん下げ止まりのサインや全体の流れ、位置を見ながらになります。

 

さて、真夏のバーゲンがもうすぐ始まりそうてす。開催期間はそれなりの期間となりそうですね。

 

くれぐれも、せっかちになったり、相場心理に振り回されないように。

 

そして、ターゲットも間違えないように。

 

特にハイテクハードウェアは、直近期待感で買われた分、剥げるのに多少時間かかるかもです。その分、大きく下げた所は、今度こそ本当の買い場になるかもです。

 

システム、ソフトウェア、サービスも、下げればその分お買い得てすね。

業績は週末の日経新聞に出ている通りですが、日経の捉えているポイントが、後々いい意味で微妙に違うような😅

 

てことで、なかなかプロっぽい話になって来たでしょ。

 

なぜ拙者が結論だけを書かずに、相場に関わる話を包括的に書いているか、ご理解頂けてきたでしょうか?

 

 

「相場は趣味と実益を兼ねた知的ゲーム」

ですよ。

 

 

狩りの季節までもう少し

 

獲物を仕留めるハンターのつもりで

 

慌てない。慌てない。

 

冷静に、したたかに(⌒‐⌒)

 

株式銘柄紹介その1

さて、ある程度お話した所で

 

皆様の研究材料に銘柄紹介なぞ

 

今回は銘柄名のみですが

第一段として、日本株のソフトウェア、サービス系でも。

小型株は安定性に欠け、材料株化してマネーゲームになりがちなので、

ある程度の時価総額を持つものに限定しています。

 

「システム系」

NEC(6701)、富士通(6702)、CTC(4739)、NTTデータ(9613)、ネットワンシステムズ(7518)、オービック(4684)、日本ユニシス(8056)、ソフトバンクテクノロジー(4726)、野村総研(4307)、日本オラクル(4716)、TIS(3626)、SCSK(9719)、インフォコム(4348)、日鉄ソリューションズ(2327)

 

「ソフトウェア」

ミロク情報(9928)、富士ソフト(9749)、OBC(4733)、PCA(9629)

 

「人材サービス」

リクルート(6098)

 

ベンチャーキャピタル

ソフトバンク(9984)

ジャフコ(8595)

 

「通信サービス」

ソフトバンク(株)(9434)

 

これらを

①2020年問題

②5G

③IOT

④AI(人工知能)

⑤業績の予想変化率(成長率)

⑥利益水準から見た割安感

⑦強みは?

⑧アナリスト予想を上振れする可能性

 

以上の点から

調べて分析していくと、いろいろと面白い事がわかりますよ。

 

もちろん、

上記全てがいつ買っても全てok!

という訳ではないので

 

自身の目でよく調べて分析した上で

水準、タイミングも考慮して

あくまで自己責任でご判断下さいね。

 

また、複数銘柄の合成チャート分析ができる方は、ぜひ日経平均や各業種平均と比較してみてください。

 

それもまた勉強になるかと。😁

株式相場雑感(8/2)

昨日(投稿は日が越えた夜中)

 

日経平均下振れするかも」

 

と投稿したら

 

朝から爆下げで大混乱!😱

 

何もいきなり下げなくてもいいだろうに😅

 

投機筋の皆様

 

まさか、私のコメント見てないですよね?

 

まあ、見てる訳ないか😅

 

今日は一時21000円割れも引けではなんとか値を戻す

 

ものの

 

現在(19時段階)では、また21000円切って下げてます。😅

 

来週はSQ週

 

荒れそうな予感

 

元々、8月の下方向への乱高下はお客様にはとうの昔にお伝え済みなんですが

 

そんなの無視して(軽く見て)突っ走ってしまう方もいらっしゃる訳で、ちと頭が痛い状況。😅

 

できれば、お客様全員を救いたい所なんですが、最終的なお客様の判断には逆らえないのが、証券侍の悲しい宿命です。

 

とはいえ、大半のお客様はありがたい事に当方の提案や意見を聞いてくれたり、参考にしてくれているので、さほど影響はないか、無傷なんですけどね。

 

まあ、完璧には無理とはわかっていても、

いろいろと悩みは尽きません😅

 

珍しく愚痴ってしまいました

株侍Proでございます🙇

 

さて、以前より申し上げておりましたが、システム、ソフトウェア関連は強いですね

 

今日も逆行高する銘柄もちらほら

 

トランプの制裁関税第4段の話が引き金でしたからね。

 

ハード系はもろ直撃でしたが、システム、ソフトウェア系はさほど関係ない話ですし、

ハードウェアはこれはこれで、ここまで戻した分を考えれば、まだまだ買いたい水準とは言い難い😅

 

まだ実感沸きませんか?

 

まあ、皆様にはセクターでしか申し上げてないので、そろそろ具体的な銘柄でもお見せしましょうかね?

 

あくまで「投資対象候補」という事で、個別の選別やタイミング、水準はご自身でも研究の上ご判断下さいね。あくまで自己責任ですし、投資家たるもの、参考にはしても、他力本願はダメですよ。😁

 

この「武論具」をお読み頂きながら、ご自身の力にして頂ければ、徐々にかもしれませんが、判断力はついてくるはずですから。😁

 

では、「投資対象候補」については、近日中にでも。

 

お待ち下され。🙇

株式相場雑感(8/1)調整の予感

今朝がた、FRBの0.25%の利下げが決定しました。

 

めでたしめでたし🤗

 

なんて、ことはなく😟

 

さらなる追加利下げを示唆するものではなかった事、トランプ大統領が苦言を呈した事、

そしてNYダウが安かった事で、朝から大混乱😱キャ~

 

しかし、大引けまでにはほどほどに落ち着いた事で

 

めでたしめでたし🤗

 

って

 

果たしてどうかな?🤔

 

米国債イールドカーブ(年限別の金利状況グラフ)を見てみると。

確かに0.75%程度の利下げが行われると、逆イールドは解消し、正常な状態になる。

 

つまり、債券投資家は0.75%の利下げを市場に要求している状態。

 

もちろん、一度に0.75%も下げる事は通常ないので、あるとしたら0.25%×3回。

 

という事は、次のFOMCは9月17.18日、その次は10月29.30日。

ここでの利下げが順当かと。

 

ただ、この追加利下げを現在の所、FRBは想定していない。

 

しかも、次回FOMCまで一月半もある

 

となると

 

「催促相場」となるのでは?🤔

 

「催促相場」とは、政府や中央銀行が行う「景気刺激策」を要求するかのように、株価がその発表やその可能性が高まるまで下がり続ける現象です。

 

実際には、「景気刺激策」が行われなかった場合に備えて

 

機関投資家先物で「ヘッジ売り」を出す。

②投機筋が「政策決定」と株価の「V字回復」を狙って、先物、現物を使って、まず株価を叩いて売りと下げを誘発する

③それらの動きを「本当に景気が悪化するかも」と勘違いした個人投資家が売りを出すことで、さらに下げを加速させる。

 

そして、「悲観」が極まった所で投機筋は買い戻し、政策決定、もしくはその可能性が高まった所で、場合によっては買い仕掛け(先物と値嵩株を狙い打ちした買い)が入る事で株価が戻してくる。

 

というものです。

 

問題は、下落のタイミングやピークがいつころで、戻しのタイミングがいつ頃が想定されるかです。

 

そういう意味では、下落自体は「いつ始まってもおかしくない」が、今日の動きを見る限り、「いったんは利下げを好感するかも」とも思えます。

 

現在は日米共に決算発表中

 

それも来週にはほぼほぼ終わります。

 

となると、

 

8月中旬~9月初旬が要注意!

 

逆に拾いに行くには狙い所となるかもです。

 

あくまで目先の想定シナリオですけど・・・

 

ちなみに、今から20年前にも、米国は利上げ途中での利下げをやってます。

 

この時の利下げは0.25%×3回

しかも、わずか1.5ヶ月の間に行っています。

 

この時の市場の反応は

 

1回目 利下げ後 日米共に下落

 

2回目 利下げ近辺 日米共に反発

 

3回目  利下げ後 日本調整米国上昇

 

というパターンでしたが、

 

米国は2回目の利下げの辺りで高値を更新。ダウよりナスダックの上昇が強く大きく、そのままIT相場の最終段階に突入。

 

日経平均は上昇しても直前高値手前まで戻すに留まり、完全に上放れするまでにさらに3~4ヶ月ほどかかっています。

 

さて、今回はいかに?

イチブとゼンブ

イチブとゼンブ

 

そういえば○'zの曲にそんな歌あったなあ~

🤔

 

と思った方

 

拙者と同世代かもしれませんね🤗

 

こんばんは、株侍Proでございます🙇

 

全国の中年の皆様!夏になってくると、この暑さが身に染みます🙍が、十二分に水分とって頑張っていきましょう!🙋

 

 

 

これもマスコミの弊害でもあり、教育の弊害でもあるのですが。

 

投資家が陥りやすいミスの一つとして

 

「イチブとゼンブを履き違える」というのがあります。

 

例えば、

「世界経済が良ければ、日本もいいはず」

という思い込み

 

直近では

半導体がいいと聞けば全てがよくなる」

と多くの方が思ったら

「実はPC向けのイチブだけでした😅」

 

なんていうのは典型的な例

 

人間だってそう

 

トランプ大統領はむちゃくちゃな事を言う人なので、考え方ややる事もむちゃくちゃなので、うまくいくはずがない」

なんて、思い込み

 

結果は真逆で

「むしろ歴代大統領の中でも、ずば抜けて発言力と行動力があり、結果も伴っている」

事にお気づきですか?

 

だからこそ、トランプ大統領の支持率は今でも44%あり、特に経済運営では51%と過半数から支持されています。

 

なので、その発言を額面額面通りにとっちゃダメですよ。彼の作戦にハマりますよ。

 

改めて申し上げますと

 

彼は、米国のビジネスマンが使う

ハイボール、ローボール」

「怒り役となだめ役」

「選択肢で選ばせる」

に加え

 

「マッドマンセオリー」

のかなりの使い手ですからね

 

あれだけしたたかな中国を、あそこまて翻弄できるのはトランプ大統領以外にいないと思われます。

 

とはいえ、

同時に、 有権者の8人に1人がトランプ大統領の振る舞いは大統領らしくないとしつつ、それでも「支持する」と回答したそうで

 

拙者の考えもそれに近いですね

 

あれだけの事を成し遂げるには、恐らくあの方法しかないんだろうと思いますし、あくまで米国の大統領であり、世界の大統領ではありませんからね。😅

 

理想論、綺麗事、聖人君子が大好きな日本人には理解し難いのもわかりますけど😅

 

なので、日本人としては、目を背けたり、「食わず嫌い」をするのではく、せめて「利用させて頂く」位の捉え方はしておいた方がいいかと

 

その点、安倍さんは頑張っていると思いますよ。

 

安倍政権については、いろいろと言う方もいらっしゃいますが、最初から万人が満足する方法なんてありませんし、ベターな方法はあっても、ベストな方法なんてありません。

少なくとも日本のためにベストを尽くしてくれていると拙者は思っています。

 

むしろ、

この前の「年金二千万円問題」でも露呈しましたが、ありもしない「理想論」を追い求める余り、現実に目を背けるイチブの国民と、それを拡大鏡的報道をするマスコミに問題があるかと思います。

まあ、途中で方向転換したイチブのマスコミ報道には敬意を表しますが。

 

しかし、政府は一連の報道で

「国民の将来への警鐘アレルギー」がかなり強い事を認識してしまったため、もはや「警鐘」を鳴らす事自体がトラウマになってしまった可能性があります。

 

残念な事に

その事が、我々国民にとって先々大きな損失となって跳ね返ってくると思いまし、国民を少数のアリと多数のキリギリスに分けてしまった可能性があります。

 

私の頭の中にあるイメージですが

 

イソップ童話の話で

 

肉を咥えた犬が川に差し掛かり、

 

ふと下を見ると

 

一匹の肉を咥えた犬が!

 

「そいつをよこせ!」と言わんばかりに

 

「ワン!」と吠えた瞬間

 

咥えていた肉が「ドボン!」

 

欲張りさえしなければ・・・・というお話

 

日本国民の一人として

 

この国がそうならない事を祈ります🙏

 

 

さて、イチブとゼンブを投資に生かすにはどうしたらいいか?

 

基本的な考え方として

 

物事や人は全て多面体であると考える事

 

でしょうね

 

例えば

 

円錐という立体があります。

 

これは真上か下から見れば○に見えます

しかし、真横から見ると△に見えます

違うのは視点(立ち位置)です。

 

つまり、視点を一つしか持たない(主観的な)人は、必ずと言っていいほど認識を間違えてますし、主体性のない人は、いろんな意見を聞けば聞くほど、どれを信じていいのかわからなくなります。

 

唯一、様々な人の意見を参考にしながらも、自分でいろんな角度と可能性から調べて確認する人だけが、より正しい認識を持つ事がてきます。

 

そして、相場(マーケット)はとても不安定な主観性を持つものなので、

 

この状況が当面続く!

 

と思っても、いい話であれ、悪い話であれ、実際にそう思うほど続かないのが常です。

 

今何にスポットライトがあたっており、それが太陽のように動く事で、どう変化して見えるのかをイメージする事、そして、その変化を予測する事が投資では大事です。

 

つまり、「イチブ」しか見えない多くの人に対し、より「ゼンブ」に近いものが自分に見えていれば、その予測は難しくありません。

 

 

最後にマスコミを少しだけ擁護しておくと

 

人に物を伝える時、複雑なものであればあるほど

 

それを伝えるのは難しいです

 

なので、最初は概要を単純化して伝える事になります。

 

そして、概要をまずイメージしてもらった所で、詳細をお伝えして、より理解を深めてもらいます。

 

これは、最初に荒削りを行って、それから細部を彫り進めていく彫刻のようなものです。

 

しかし、ニュースで伝える時間なんて、さいぜい1から3分程度。特集でもせいぜい30分

それでお年寄りですら、正しく理解してもらうというのは至難の技です。

 

結果、ディティールや裏側は無視して、見える所で特徴的な所だけを抜き出して伝えざるを得ません。

 

例え、その「イチブ」が「ゼンブ」と誤認されたとしても😅

 

また、NHK以外の民放のお客様は視聴者ではありません。

あくまでスポンサーです。

そのため、スポンサーが望むものは、広告料の元になる「視聴率」です。

 

そのため、できるだけ「センセーショナル」に報道して、視聴率を稼ぐ必要があります。

 

なので「イチブ」のセンセーショナルな部分を「ゼンブ」と錯覚させる事を意図的に行う事も多いです。

 

例えば

お金持ちを取り上げる時によく使う手として

本来の「年収」ではなく「年商」を使うのは常套手段です。

「年商」はあくまで会社の売上です。

そして会社から頂く「給料」や「役員報酬(ボーナス)」が「年収」です。

 

つまり、100億円の「年商」があるからと言って、「年収」が100億円ある訳ではなく、実際には3~5千万円程度が普通ではないかと。

 

となると「年収が2~3千万円」だと、全然パンチが効いてないので、誤認を狙って年商で取り上げる訳です。

まあ、実際には、オーナー企業の場合、役員である家族全体でかなりもらってるケースも実際には多いですし、社長の年収がバレると、社員のモチベーションが下がるリスクがあったりもします。

「ああ、あれ会社の売上の事だから」

と言い訳を用意してあげないと、社長が取材に応じてくれなかったりしますしね。

まあ、何事も裏側は、掘り下げれば掘り下げるほど、いろいろと面白い事情があったりしますよね。

 

投資も、その時の「表」しか見えてない人と「裏側」まで見えている人とでは雲泥の差が生じる訳です。

念のため申し上げますが、「裏側」とは「インサイダー情報」の事ではありませんので、念のため。

 

ちなみに「インサイダー取引」は簡単にバレる仕組みになってますので、決して手を染めないように。逮捕されますよ😁マジで

 

拙者が申し上げる「裏側」とは、多少の労力や理解する上での専門知識が必要な場合もありますが、調べれば誰でも手に入る情報を元に分析する事から手に入る、「仕組み」や「流れ」の事を指します。

 

多くの「イチブ」を手にいれて、そこから「ゼンブ」を推定する。

 

それを、経済や企業業績に適用する事で、将来の変化を予測し、その落差を利益に換える知的ゲーム。

それが「投資」です。

 

拙者が「認識」や「考え方」について、繰り返し述べるのには、理由があります。

 

それは、そこが間違うと、最初から最後まで判断を間違い続けるからです。

 

そんなお客様を数多く見てきてますので😁

 

この考え方は、「投資」だけでなく「人とのコミュニケーション」や「人生の選択」においても有効だと思いますよ。🤗

サラリーマン社長を斬る!

社長!覚悟!

 

ギャ~!Σ(×_×;)!🗡️(`皿´#)

 

って、やりませんよ!

 

謀反起こす理由ないですし😅

 

ちと業界的には大変な時期ですけど😁

 

こんばんは、株侍Proです🙇

 

長くこの仕事やってると、マクロ的には上場企業、ミクロ的にはお客様の会社をよく見てる訳ですよ。🤔

 

また、海外企業との比較も日頃からしてる訳ですし、実際、海外の会社も訪問させてもらってる訳です。

 

最近よく日本企業と海外企業の比較の話になるのですが、やはり差が大きい!

 

何が?

 

やはり社長の質の差でしょうね。

 

ひいては組織の差

 

具体的に申し上げると

 

シャープという日本が世界に誇る会社がかつてあった訳ですが

 

今もあるって?

 

🤔ああ、あれはかつてのシャープではありませんよ

 

そのかつてのシャープを瀕死の重症にまて追い込んだ方々ですが

 

町田勝彦(第4代社長)営業畑出身、社長の後相談役、京大農学部

 

片山幹雄(第5代社長)液晶技術者出身、社長の後会長、東大工学部卒

 

奥田司(第6代社長)海外事業部出身、経営悪化してからの社長就任、名古屋工業大学大学院工学研究科修了

 

この人達って、経営のプロなの?

経済学や経営学を学んでいる人はどこ?

作れば売れる時代は終わってるのにこの布陣。

 

経済への造詣と時代の先読みが何より大事なハイテク業界で、しかも、よりその能力か問われるハードウェアを商品とする会社において大丈夫?

 

と当時思っていたら。案の定やらかしました、

 

それは2007年の堺工場の建設決定です。しかも、決定は7月。

 

当時、経済は絶好調でしたが、既に米国のサブプライムローンの話は出ており、証券侍的には、どこで引くかを考える危険な状態

 

なので、企業経営では、なおさら危険な状態

 

株式投資はいいんですよ。

 

もともと、「美味しい所」だけを、幅取りで頂ければいいので。いつ買っても、いつ売っても自由!

 

でも、企業経営はそうはいかない

 

例えば、工場建設を決定したとしても、実際に稼働するには2年前後のタイムラグが生じます。

 

つまり、今がよくても、工場稼働する時に景気が悪化してたらアウト!

工場の投資資金の回収はおろか、作れば作るほど赤字を垂れ流し

 

仮に建屋を居抜きしたとしても、工場のラインを揃えるのにタイムラグは半年~1年はかかります。

 

てことは、最低でも3年から5年先を予測できる事が、社長の必須条件です。

 

簡単に言えば「素人経営」が招いた失敗

 

具体的には、経営を専門としない事業部長レベルどまりの人が経営したらこうなった。という典型的な例です。

 

さらに、わかり易く言えば大型船で「機関士」に船長やらせたら、海図や海流を読めずに座礁事故を起こした。

 

と言えばわかり易いですかね?

 

さらに別の見方をすると、「能力ないのに要職につけると勘違いから傲慢になって、とんでもない判断をしやすい」という例でもあります。

 

もちろん、単なる課長クラスなら「器が人を育てる」というのもありますが、社長でそれをやったらダメでしょ。(><)

 

そう思いませんか?

 

では、海外の例を見てみると

 

サムスン電子

 

私は韓国という国をあまり好意的に捉えてませんが、サムスン電子のイゴンヒ会長は投資の天才だと思っています。

 

それは、リーマンショック真っ盛りの2009年初頭、誰もが世界経済はさらなる暗闇に突き進むと思われていた矢先に、2兆円もの巨額の設備を決めたからです。

 

その記事を見た瞬間に、「この人は経済やマーケットを熟知している」と直感的に悟りました。

 

なぜなら当時、拙者自身がリーマンショックによる「下げ過ぎた分の反動高」を狙って動いていたからです。

 

余談ですが、当時「紙くず同然」と思われていた、サブプライムローン資産を、ヘッジファンドが3割ほどの価格で買い漁っていた。頃でもあります。ヘッジファンドはその後、7割ほどの価格、つまり、買値の2倍以上の利益を上げたと後で聞きました。

とても、美味しい時期だったのを今でも覚えています、

 

それだけに、シャープのやらかしと、その後の破滅、及びライバルサムスンの躍進が、それぞれの設備投資のタイミングで読めた訳です。

 

経営者の才覚が、同じ液晶を武器とする二つの会社の運命を真っ二つに分けたわけです。

 

また、これだけではなく、経営悪化前後のシャープ(社長)の対応も最悪でした。

 

経営悪化前、亀山モデルで絶好調だったシャープ。液晶部品はどの電気メーカーも欲しがっていたのですが、特に当時経営が難航していたソニーの供給要請に対し、シャープがそれを断った事がありました。

日本には古来より「敵に塩を送る」という言葉があります。もし、その時、ソニーに恩を売っておけば、助けてくれたのは鴻海ではなく、ソニーだったかもしれません。

 

また、経営悪化後に鴻海の郭会長が手を差しのべようとした時も、それを払いのけようとしたり、郭会長自ら関空に来たときも誰も出迎えすらよこさず、挙げ句の果てにシャープそのものを救おうとして時も、負債を偽っていたり、経営者以前に、人として問題がある。と言わざるを得ない。社員が苦しんでいるのに、どこまで傲慢なんだろう?

そう思いました。

 

そんな会社に安心して投資できますか?

 

事実、シャープの株価はかつての1/10ほど。液晶一本足打法は変わらず、鴻海が入ったとはいえ成長の道筋は相変わらず見えません。

 

なので、拙者のお客様はシャープ株による被害はゼロでしたが、実はシャープにお勤めのお客様はいて、その方のために頑張ってそれなりの利益は提供できましたが、老後安泰というレベルには及ばず、今でも「もっとどうにかならなかったのだろうか?」と自問自答しています。( TДT)

 

なので、拙者の当時のシャープ経営者への怒りは今でも覚めません。

 

拙者の話はそこまでにして

 

全てとは言いませんが、投資する上ではよく会社や経営者を見ないといけませんし、よく見れば数年先を予測する事もできます。

 

経営者とて人間、間違う時もあります。

先のイゴンヒさんも、経営者としては超一流でしたが、人としてよくない話もあったりします。

 

企業経営するにおいて、聖人君子は必須ではありません。

 

しかし、少なくとも多くの社員や株主の人生を背負っている覚悟で望むべきですし、その社長始め役員クラスはサラリーマン的な決め方ではなく、あくまで「適材適所」で決めるべきです。

 

経営者で一番と言えるのは、「創業経営者」です。有力な会社を一代で築いたオーナー社長には優秀な方が多いです。

 

実は日本の中小、中堅企業にも、多くの優秀な経営者の方がいます。同じ畑であれば、彼らに大企業の舵取りを託す。もしくは、役員入りさせる。というのも、意外と有効な手かもしれません。

 

いずれにしても、「適材適所」で人材を活用するというシステムは、残念な事に海外企業の方が優れていると思わざるを得ないのてす。

 

特に顕著なのが米国企業です。

 

米国にはプロの経営者がいます。

 

近年、日本でも若干登場してきましたが

いくつかの企業を渡り歩きながら、プロの経営者として、ステップアップしていく専門の方です。

 

①自身の夢の実現のために、寝食を忘れる位働くベンチャー企業の経営者。それがいつしか巨大企業に。

 

②専門性の高い社員と経営者を高給で雇って、「適材適所」で配置し、株主のために企業価値を高めていく企業。

 

こういった企業が、次々と生まれ、数多く存在しながら激しい競争を行っているのが、米国の圧倒的な強みだと言えます。

 

そして、マスコミの弊害として

 

「問題が起きたら辞任すべき」という考えはかなり問題があります。

 

仮に問題か起きたとしても、

「それが本当に経営者の責任」と言えるのか?

「そこから建て直す目利きと能力とビジョンが、現経営者にあるのか?」

「経営者が変わる事で前途が拓ける見込みがかるのか?」

が問題であり、時に「大の大人」に対して「業務外」や「監督範囲外」の監督責任を問うのは、正直意味がわかりません。これは議員に対しても言えますけど。

 

また、「適材適所」で考えれば、「優秀な人材」を、本人自身の責任外で損なうのは大きな損失です。それは必ず株主や従業員に返ってきます。

 

なので

「本人に資質が認められないから辞めさせる」

ならわかりますが

 

何でもかんでも

「事が起きたら責任をとってやめる」

 

という論調は、企業の成長力や国力を損ない、間接的かつ、将来的に自分達に返ってくるのです。

 

なのて、今の日本を俯瞰的に見ると

 

残念な事に、大企業のトップには、経営者としての才覚に疑わしい人も少なからず(結構多いかもてすが😅)おり、

 

その人達やその部下である要職につく者が、能力なき故に自己保身のために、社内、社外を問わず、有望な人材や企業としてのチャンスを潰しており

 

それがさらに

お互いの足を引っ張りあう風潮を強め、狭い日本の国内て潰し合いに興じている

 

なんか、幕末の日本(バラバラでまとまりのない藩の集合体)vsペリー率いるアメリ

 

みたいな構図ですね。

 

🤔いっその事、開国したらどうかしら?

 

🤔早い段階で厳しい競争にさらされた方が、後々の事を考えるといいのかも?

 

と思ってしまいます。

 

 

それはさておき、

 

お忘れになられてる方も多いと思いますが、

孫正義さんが、「自分の後継者」と一時名指ししながら袂を分かったアローラさん。

 

今は米国のパロアルとネットワークスという会社の社長をやってます。業績は好調て、株価は多少波はあれど右肩上がり。

 

やはり米国は懐が深い。そして、優秀な人をほっておかない。むしろ奪い合う。

競争の厳しい社会だからこそ、強い競争力を維持できるのかと。

 

 

別の例

 

今から20年前に米国財務長官をやっていた

ロバート  ルービンさん。

彼は元々、世界最強と言われる金融機関「ゴールドマン・サックス」の天才債券トレーダー。また、大学時代に法律と経済学を専攻。

つまり「金融のプロ中のプロ」、その後

ゴールドマン・サックスの会長にまで登り詰め政界入り

大統領補佐官から財務長官にまて登り詰め、前回のIT相場、そして、アメリカをIT大国にした裏の立役者。

退任後はフォード役員を経てシティーグループの会長まで到達。

 

米国の凄い所は「優秀な人間」を政界、財界、官僚、大学の中で「適材適所に」とことん使い回す所

 

日本ては「優秀な人間」は妬まれ足を引っ張られ易く、なかなか有効に機能しない。

また、それ故に目立つ事がリスクでもあり、能力があっても、うまく力を発揮できず、「適材適所」も機能せず、政界、財界、官僚、大学の全てにおいて、今や大変まずい状態。

 

なのて、今や大企業ですら次々合併に向かい企業数は減少。ベンチャー企業も頑張っているけど、今の日本の仕組みでは成長しずらく、よって日本発世界企業は数えるほどしか現れず。中小企業は後継者難で減少の一途。

 

かなりまずい。本当にまずい。

 

人手不足も、実は好景気の証ではなく、既に綻びが出始めている

 

そんな中ではあるものの、限られた投資対象を探し出せば、それはなくはない。

残念ながら多くはないが・・・・・

それが今の日本の現状です。

 

逆に言えば、先々ではそこに資金が集中するはず。

 

これ、大きなヒントです。

 

いずれわかります。🤗

 

バブルの魔法現る!😱

20年ぶりにお目見えした投資指標があります。

 

その名も「PSR」

 

「PER」は株価収益率

 

つまり、株価は「当期利益」の何年分と見なされているか?という指標。

 

株価の源泉は、会社が生み出す「利益」なのでこれは正しい

 

じゃあ、利益を出してない企業はどう評価する?

 

そこで20年前に登場したのが

 

「PSR」は株価売上高倍率

 

つまり、現在の株価は売上の何倍 な相当するか?という指標。厳密には指標モドキ

 

なぜ「モドキ」かって?

 

だって、売上に対する利益率って、業種や企業によって違うでしょ。

これで比較できないじゃん!

 

売上高あっても、最終的に利益が出せなかったら企業としてダメじゃん!

 

っていうのが致命的弱点

 

だけど、利益の出てないベンチャー企業を図る指標が他にない

 

なので、ここから頻繁に出てくると思いますよ。

 

そして、これが出てくるという事は

 

やはり、バブルへGO!

 

なんでしょうね。

 

くれぐれもですが

 

日本人の多くは

 

「バブル化」と「バブル崩壊」を混同してたりします。

 

そこも狙い目

 

なぜか?

 

多くは人が「バブル」の言葉に腰が引けて投資のチャンスを見逃し

 

その「バブル」の言葉が、一瞬かき消された時に多くの人が一斉に群がってくる。

 

そこが本当のバブルのピークだから

 

本当は説明がつかないものに、「説明がつく」と錯覚してしまう魔法

 

それが、「PSR」

 

利用しない手はありませんな😁

 

でも、銘柄はよく吟味してね🤗

 

他のプレイヤーを意識する重要性

     多く方が意識してないと思いますが

 

   「お金💰️」は世界中を飛び回っています。

 

   「マーケット」においても然りです。

 

   「  今どの市場からお金が出て、どこに向かっているのか?」

 

    「それは一時的なのか?それとも継続しそうなのか?」

 

    「それはどのプレイヤーのお金なのか?個人投資家なのか?機関投資家なのか?公募ファンドなのか?ヘッジファンドなのか?CTAなのか?年金なのか?」

 

これらを常にイメージしなければいけません。

 

簡単なイメージとしては

ハイブリッドカーについてる出力メーター

 

「今電気です(電池→モーター)」

 

「今減速で電池を回収してます(電池←モーター)」

 

あれの複数版と思って頂ければ😁

 

そして、その状態の認識を常にブラッシュアップさせていく事が大事です。

 

なぜなら

 

株価というのは、数字が独りでに上下動している訳ではありません。

 

あくまで需要と供給により上下動が決まります。

 

そして、それは時間と共に変化します。

 

であれば、

 

多くの人が買うより早く、それを持っておく必要があり、需要(買い)が最大限に供給(売り)を上回る地点より手前で、殺到した買いに治自分の売りをぶつけなければいけません。

 

これ、聞いてみれば「当たり前」なのですが、実際には多くの方ができません

 

これを拙者は「コロンブスの卵」理論と勝手に名付けています。

 

コロンブスの卵」は有名なお話なので、皆さんはご存知かと思いますが

 

株式市場にも「コロンブスの卵」はたくさん転がっています。

 

「後になれば当然」の事でも、「事前には(多くの人が)わからない」

 

これが、「相場のコロンブスの卵」です。

 

この「コロンブスの卵」的な要素や要因を人より早く、どれだけ見つけて、売買で利益に変えられるかが、「投資の本質」だと思います。

 

極論すれば

 

人よりわずか1日でも早く、確率の高い予測ができれば、それだけでも利益をあげる事が可能という事です。

 

また、これは拙者の「最大の武器」でもあります。

 

先週の今週でもありましたが(半導体への見方の事ですね)

 

事前にお客様に話していた事が、後になって、市場でもてはやされたり、大騒ぎになったり、新聞に載ってきたりするのは、この上なく快感です。

 

さらに、それで利益が上がる事が「至福の喜び」であり、「損失を抑える」事にホッとします。

 

これが本当の「投資」ではないでしょうか?

 

もちろん、世の中に「絶対」はありませんが、「確率の高い、低い」は存在します。

 

また、今起きている事は、必ずと言っていいほど、過去と因果関係があります。

 

それを解き明かす事で利益を得る。

 

いわば「最高の知的ゲーム」かと

 

ちなみに、日本人は「ゲーム=遊び」

 

と、捉えがちですが

 

本来の意味では「ゲーム=試合」です。

 

拙者はさらに「死合い(真剣勝負)」と捉えています。

 

真剣勝負であればこそ、やみくもに刀を振り回してはダメです。

 

相手の息遣い、殺気、焦り、僅かに現れる初動を捉えて、一撃!あるいは二の太刀!で、確実に倒すつもりで、かからなければいけません。

 

この「殺気、焦り、僅かに現れる初動」に相当するのが、冒頭に申し上げたプレイヤーの動きとお金の流れです。

 

今回は侍っぽく、お話させて頂きました。🙇

投資で一番難しい「売る」判断について(後編)

では、軽いウォーミングアップができた所で実践編です。

 

なんと!

 

前回のを読んで、むしろ肝を冷やしたと?😱

 

まあ、それならそれでいいですよ。😀

 

 

大切なのは

 

慎重かつ大胆な「行動」ですからね😀

 

これは徐々に身につけていくものなのですので、あせらずに、一歩ずつね🤗

 

さて、さりげなく「極意」について、ふれておきますと

 

(* ̄∇ ̄)ノ売りには4つのポイントがあります、順にお話しますと

 

①「割高」な時

②「短期急騰」した時

③「前提条件が崩れた」時

④「比較が成立する」時

 

これのいずれか、もしくはいずれも、が成立すれば「売り」の判断となります。

 

詳述すると

 

①明らかに「割高」な時

    例えば、ここ三年先まで見て、年平均利益成長率+10%位なのに、特別な要因もないのにPER100倍とか

    どう計算しても割高感がある。つまり、バブル化して現在価値+将来価値で説明がつかない状態。

     ここで欲張り過ぎると大きくやられます。

 

②「短期急騰」した時

     バブル化までは至ってないものの、短期的に急騰すれば、その後、ある程度、もしくは上昇分を打ち消すほどの下げが生じる場合があるので、一旦利益確定のタイミングとなります。

    どの程度上昇したら?かは投資家の「飛び付き具合」によります。

     これが勘違いや過大評価による上昇ならラッキーです。喜んで売り向かいましょう。

 

③「前提条件が崩れた」時

     本来、買う時には、何らかの割安、あるいは、成長する「要因」があるはずです。

    これがないなら単なる博打ですね😅

    もし、その「要因」が損なわれたならば、例え損失を出してでも、できるだけ早く手仕舞わなくてはいけません。

    なぜ、「早く」なのか?

    それは他の人が期待感を持っているうちに逃げるのが「鉄則」だからです。

 

④「比較」が成立する時

     投資をやっていると、どうしても直面するのが、

 

「これを買いたい、でも資金が足りない😱」

 

    もしくは

 

「これを買いたい、でもこれ以上資金を投下したくない😱」

 

あるいは、

 

「買ってみたものの、どうも今後の上昇に確信が持てない😱」

 

そして、

 

「銘柄はよくても、買う水準、タイミングを間違えた😱」

 

そんな時には銘柄の「入れ替え」を検討する事になります。

 

こんな時でも、気分でやってはダメです。

ヘタすると逆をやります。

 

あくまで、今保有している銘柄よりも

 

①より、大きな上昇幅が期待できる

 

②万一下落に転じても、より想定下振れ幅が小さい

 

③より上昇する確率が高い

 

④より下落する確率が低い

 

これを合理的根拠を元に、比較検討した上で、コストの「費用対効果」を踏まえて

成り立つようであれば、入れ替えすべきです。

 

そして、これらの要因に該当する項目が多ければ多いほど、より強い「売り」の判断となります。

 

以上の要素を踏まえた上で、それぞれの精度を少しずつでも高めていけば、一般の投資家の方でも、着実にプロに近づいていけると思います。

 

逆に、担当証券侍(マン)が、こういった合理的根拠を持たずに

 

「上がったから売りましょう!」

 

と訳のわからない事を言ってくるようなら、その程度の実力?なのかもしれませんね。

 

ということで、

 

今回は軽く「プロの手の内(判断根拠)」を公開させて頂きました。🙇

 

株式相場雑感(7/29)

本日の相場天気は曇り☁️

 

企業業績と世界経済にやや暗雲立ち込める

 

といった雰囲気

 

しかし、これは想定通りの展開。

 

と言っても

 

何それ?🤔

 

と思われる方もいると思うので、解説でも

 

まず企業業績ですが

 

前々回の相場雑感、つまり6日前ですかね?

 

お話した通り、

 

一部の半導体がよくなったからと言って

半導体や、電子部品、製造装置」が全面的に回復するだろう。という解釈は今の時点では行き過ぎ。😅

 

ということなんですが

 

本日のマーケットコメントを見てると

 

「一時的な回復を先取りした反動安」

 

とありました。

 

物事は「正確に捉える」事がとても大事なのですが、「一部」と「一時的」は似ていて、意味が全く違います。

 

ちなみに、国内パソコン販売台数を調べてみると、前年比で+40%台。

 

確かに売れてるんですよね。

 

言うまでもなく、2020年問題があるからなんですけど。

 

なので、微妙に解釈を間違えてるんですよね。未だに。😅

 

それ以外の、スマホ、車載向け、データセンター向け等は、あくまで来年の話

 

考えるのであれば、いつメーカーが生産(増産)体制に入って、もしくはいつ、需要側が発注を出すか?

 

そして、市場がそれを認知するのがいつ頃になりそうか?

 

そこなんですよね。

 

また、それまでに期間があるので、その間にどこで(いつ?水準)拾いにいくか?

 

そのためには、世の中の投資家が一時的な現象を、これからも継続すると勘違いして、弱気に傾いてくれるか?

 

ここを見ながらタイミングを図っていく必要があるかと思います。

 

あくまで、イメージ論ですが

株式投資は、武道に例えると、空手ではなく合気道のようなものです。

 

「自分がこう思う」という主観的なやり方では逆をやってしまいがちで、「相手(他の投資家)の動きを予測して、相手の動きに合わせて、自分の想定する方向に持っていく」

 

それが勝ち残るための唯一の方法かと思います。「勝つ」ではなく「勝ち残る」ですよ。

 

次に「世界経済」ですが、前回、IMFの世界経済見通しの下方修正をお話しましたが、それに加えて、週末の米国のGDP、これも市場予想を上回ったものの弱含み、といく事で、予定通りでもあり、期待通りです。

 

要は「予防的利下げ」の大義名分さえ、折れなければいいので。

 

さらに、日本人はあまり理解してませんが、日本の韓国に対する、輸出ホワイト国撤回もいい感じで効いてきそうですね。

 

これは、半導体や液晶原料等が、これまでほぼノー審査だったものを、審査が必要になったもので、最大90日程度の審査→承認期間を要する可能性があり、米国のハイテク系企業が非常に気にしています。

 

これも、ハイテク系企業、特にハード系の銘柄のいい買い場を演出する可能性があります。

 

いずれにしても、「世界経済の不安材料」が出れば出るほど、株価の下押し幅が大きくなりますし、その分、各国政府や中央銀行は、財政政策と金融政策をやらざるを得なくなるので、それは、目先の材料に惑わされた売りによる調整となれど、その後の大幅高につながります。

 

よく「株は上がるか下がるかだ」と

極めて単純に捉えられる方もいますが

完全に時間と変化と価値の概念が抜けてます

 

株はどうあがこうが蛇行するものなので

 

その変化を長期、中期、短期でそれぞれ、正確に捉えながら、総合的に判断して売買するものです

 

ちかみに、先週は「欧州の金融緩和」の話も出てましたが、市場はほぼ無視しましたね。

これも、実は好材料なんですよ。

効いてくるのはまだ先ですが。

 

先週~今週は、「半導体一喜一憂」が衆目を集めましたが、その一方で、やはりシステム、ソフトウェア関係は動きが強いですね。

 

今、株式投資で最も大事なのは「目利き」です。つまり、投資家であれ、証券侍(マン)であれ、「本当の実力」が問われています。

 

そういう点で、「目利き」と「予測」が試される決算発表。まだまだ続きます。

(⌒‐⌒)

投資で一番難しい「売る」判断について(前編)

投資家さんはよく言われます。

 

「買うのは簡単、売るのが難しい」

 

こんばんは、株侍Proでございます🙇

 

実際には「銘柄選別」という意味で、

「買うのも難しい」んてすけどね😅

その話はまた改めて

 

今回は、その「売り」についてお話します。

 

なぜ売るのが難しいと感じるのか?

 

①売却するのに明確な基準をもってないため

    自信を持って決断できない

 

②「なんとなく」やってみると、例え利益があがっても、うまくいった感じがしない。

 

③欲と恐怖感が判断を誤らせる

 

④「 売った後にもっと上がると悔しい」

    その経験が優柔不断にさせてしまう

 

⑤損すると思って損切りしたら、

    その後上がってしまった経験があり、

     ついつい損切りをためらってしまう。

 

他にもあるんでしょうけど、

そんな所ではないでしょうか?

 

では

 

ズバリ言うわよ!(^_-)

 

まず、売買そのものの考え方(前提条件)から

 

①投資の際、買う目的はただ一つ!

    それは売るためです!

 

      当たり前と思うでしょ😁

 

    ところが、意外にも多くの人が途中から

  「保有する事」に刷り変わってしまいます。

     例えば「配当」や「優待」目的ね。

 

     株価の実際の上下動は皆さんの想像以上

     です。いったん本格的な下落局面に

      入れば、これまての含み益も配当も優待も

     簡単に飛んでしまいます。

     

     なのて、

       最初から幅取りのために買うのです

     さらに言い換えると

     「幅が取れる見込みがあるものを買う」

       訳です。この見込みの根拠や精度が

        とても大事です。

       当然、どの程度見込めそうか?という

        目星もある程度つけておかないと

         いけません。

 

②そして、

    「頭と尻尾はくれてやれ!」の格言通り、

    ギリギリまで狙わないことです。

 

    例え話をしましょう。

     イメージを働かせて下さい

 

    あなたは山にいます。

    目の前に藪が広がっています

    その藪の中には綺麗な花が咲いています。

   しかも、街に持っていけば高く売れる

   花です。

   

   その花はさらに先の藪の中にも咲いて

   いるのが見えます。

   

    どうやら、奥に行くほど花は多く

    咲いているようです。

          

   ただし、あなたは知っています。

 

   その藪の先が崖になっている事を😱

 

     しかし、どれくらい先かはわかりません

 

    さて、あなたはどうしますか?

 

    

   どうでしょうか?

 

 

    実はこれには明確な答えはありません。

 

    ただ一つだけ、

     やってはいけない事があります。

 

     それは・・・・

 

     決して崖ギリギリまで行こうとしない

     事です。

 

     先が危ないかもしれない。

     と思えばそこまで

 

     常にギリギリを狙えば、

      たまたまうまくいけばいくほど

     リスクに関する感度が麻痺し、

     自己の判断能力を過信してしまいます。

 

     花集めに集中していたら、

      取ろうとしている花が咲いている場所

     そこは地面ではなく、崖そのものだった😱

    

      ということがないように😁

 

       また、崖まで多少間があると

        思っていたら・・・・

 

        足元の地面そのものが崩れて転落😱

 

       というパターンもあるのでご注意を!

 

     このイメージをくれぐれも忘れないように

     して下さい。

 

(後編へ)

      

インデックス運用とアクティブ運用

世の中インデックスファンドが人気のようですが・・・

 

果たして・・・

 

これから先、それはどうかな?🤔

 

インデックス派の意見は

①運用コストが安い

②指数連動なのでわかりやすい

インデックス運用がこれまで効を奏している

 

という事かと思われますが

 

「これまでの常識」が「これからの非常識」になるのが株式市場

 

具体的にメカニズムを申し上げると

 

相場は三段構成で来る事が多いです

株式運用を例にとります。

ファンド運用の方は、「運用」をそのまま「ファンド」と読み替えて下さい。

 

①「金融緩和」をきっかけにした「金融相場」

   つまり、「金余り状態」と「金利の低下」から、資金が株式市場に流れ込み、極端に言うと「何でも上がる」

    →言うなれば「割安感の解消」

    →インデックス運用が効果を発揮

 

②「金融相場」と「業績相場」の混在

    全体的な底上げは進むが、全ては上がらない。 高業績の銘柄が選好されると共に、徐々に将来性(成長性)の高い銘柄が選好される。業績の悪い銘柄は買われ過ぎた反動で売られる。

     →インデックス運用はまだ使える

     →しかし、アクティブ運用がそれを上回る

    →しかし、この後でアクティブ運用も

         調整時に大きく下がる。

     →一部のアクティブ運用はここで脱落

     →投資家はアクティブ運用はダメだと

          勘違いする

 

③「業績相場」から「成長一辺倒相場」へ

     この最終局面は特殊

     メインターゲット(成長性の高い銘柄)は

      ひたすら上昇し、それ以外はそれを買う

       ために売られる。多少業績はよくても、

      株価はそれを織り込んでいるために

      上がらず。インデックス投資で割高に

       なった銘柄は相場に反して売られる。

       →インデックス運用は冴えない

        →ターゲットを囲ったアクティブ運用が

            圧倒的なパフォーマンスで上回る  

 

④いくら成長性があっても、

     もはや説明がつかないほど上がった時

     下落が始まる。しかし、多くの投資家は

     それを「買いの好機」と勘違いする

     →インデックスだろうが、アクティブで

          あろうが、もはや無駄。

     →ただし、同じインデックス、アクティブ

         でも、高格付債券運用はここからが

         効果をフルに発揮!

 

んで、ここまでこの「武論具」を読んで頂いている方は、お分かりの通り、今は②と③の間の調整局面ね。

 

つまり、

①いつ、いかなる時も有効で手間いらずな運用手法など存在しません。

これは「国際分散投資」「インデックス運用」でもそうです。

資産が半分や2/3になっても、一時的(数年間)ならいいや!と思えるなら止めませんが😁

 

②運用対象や手法を決めるのは、あくまで相場(その時の経済、相場の流れと状況)であり、「好み」や「これまでうまく行ったから」というのも通用しません。

 

③「相場」を「自然」に置き換えるとわかり易いです。いくら人間の知性や技術が発達しようとも、「自然」を利用する事はできても、「自然」に逆らえばどうなるか?

言うまでもありませんね。

 

④「コストが安い!」は勝つための決め手にはなりません。「安物買いの銭失い」という言葉があるのをお忘れなく。

ただ、「コスト(金)をかければよい」というものでもありません。

全ては「費用対効果」です。

コストをケチって、「十分な利益を上げられない」「確率の低い博打を選択する」「相場反転時に逃げ遅れて致命傷を負う」

 

そんな方をこれまで数多く見てきてますよ😅

 

可能であれば、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の比較をグラフ化して見てみるといいです。

 

様々な局面で、どのような差異がつくかを

 

それがかなり勉強になりますので🤔

 

つまり、「道具は使いよう」

 

適切なタイミング、水準で「ターゲット」を囲い込む事ができれば、

ほとんどの局面で、アクティブがインデックス(「パッシブ」とも言います)に圧勝します。

 

ただし「アクティブ」は諸刃の剣!

 

相場末期で買えば「インデックス」以上にやられます。

また、「ターゲット」を外せば、「インデックス」と反対の動きをする時もあります。

 

ここに注意が必要です。😀

 

株式相場雑感(7/24)

今日のニュースで一番気になった点と言えば・・・・・・ 

 

💃IMFの世界経済見通し!下方修正!

 

😯あれ?皆さんは違った?

 

🙂だってさ

 

                     2019 (修正幅         2020(修正幅)

世界経済    3.2% (-0.1%)   3.5%(-0.1%)

米国            2.6% (+0.3%)   1.9%(0.0%)     

中国           6.2% (-0.1%)   6.0%(-0.1%)  

欧州            1.3% (0.1%)      1.6%(+0.1%)    

日本            0.9% (-0.1%)   0.4%(-0.1%)  

ブラジル    0.8% (-1.3%)   2.4%(-0.1%)  

ロシア         1.2% (-0.4%)   1.9%(+0.2%)  

世界貿易      2.5% (-0.9%)   3.7%(-0.2%)  

 

これ見ると

①そもそも、世界貿易、減速したけど、総量減ってねえじゃん。依然プラスじゃん。

皆、過大に捉えすぎじゃねえの?

それていいんだけど

 

アメリカはさすがの上方修正、でも来期って、下方向に細工入ってね?

 

③中国の減速はイメージよりかなり少ない

    多少の細工はあっても、

    経済対策+金融緩和でこんなもんかも。

 

④先進国+中国だと、一番酷いの日本じゃん

    絶対値もだけど、特に減少率でみると。

     理由は外需現象+消費増税の影響らしい

     早い話、世界経済次第ってことね。

 

⑤でも、今年はブラジルに勝った!

    って、喜べない😅

 

果たして、これでこのまま日経平均は上を目指せるかな?

 

ただし、あくまで「このまま」という話ね。

 

同時に

 

🤔これは米国利下げのいい支援材料になるかも。今期はよくても、来期ダウンだから、「予防的利下げ」のためのいいネタかな?

 

と思いました。

 

 

さて、目先の日経平均ですが、9月先物で見るとここからの鍵は

①7/2高値21780円

心理的節目22000円

③4/24高値22310円

の節目を越えられるかどうかでしょうね

 

ここでなぜ先物

 

🤔それは、相場が薄商いの中、先物主導で動いてるから

 

🤔なんか投機筋にいいように振り回されている感じがする

 

😯チャートを見てる方はお気づきかもしれませんが、現在大きな「三角持ち合い」中なんですよね。これが継続する(つまり①前で折り返しね)と、来月中半~後半辺りで大きな動きが起きそうな感じ。

 

😯先々考えると、FOMCまでに、できれば③まで行ってくれるといいんだけど、残念ながら確率的には、順番通りかもしれない。

 

😯まあ、売り物を落とすには、FOMC後に一度下に振った方が、売り物がよりハケるので、年末にかけて期待できそうな気もする。

 

😀まあ、ここからの決算発表は結構見ものなので、日米共にしっかり見極めたいですね。

 

以上、現場(酒場)より株侍Proがお送りしました。🙇多少の言葉の荒さはご容赦を

20年前のIT相場との類似性(4)

👽さてと

 

😀今度は早かったね

 

👽その後なんだが

 

👽ここ10年ほどでどんな危機や不安があったのか答えてごらん

 

😯え~と、離婚の危機と、育児の不安かなあ

 

👽お前の話じゃない。空気を読め!

 

🤔ちぇっ、え~と

 

😯欧州危機、中国の経済不安、米国の利上げ懸念、地政学リスク、難民問題、そして、今の貿易問題かなあ?

 

👽そうだね。

 

👽だいたい年に1~2回程度、それらを単体で、あるいは複合で、同じネタを繰り返して来ている事に気づいてる?

 

🤔確かに。欧州危機だけでも三回位騒がれたなあ。

 

👽その度に、毎回ではないが何が行われた?

 

🤔なんだろう?

 

👽資金供給(金融緩和)と経済対策(財政政策)さ。しかも、国を変えながら、時に同時に行われているねえ。

 

👽さらに、その裏で国を越えた支配が着々と行われているねえ。

 

🤔支配?どういう事?

 

👽インターネットを手段とする支配さ。

 

👽インターネットによるサービスには、国境もなければ、関税もない。簡単に国境を越えて外国にサービスを届けられる。

もちろん、モノの移動が伴えば、そこには関税がかかるけどね。

 

👽規模が大きくなれば、出城のように、その国に拠点を構えればいい。

 

👽なんとなくわかってきたかい?

 

🤔それってGAFAとかのこと?

 

👽そうだね。それだけじゃないけどね。

 

👽だから欧州は強硬に反発してるんでしょ

 

👽日本人はわかってないけど

 

👽これも、先々の大事なヒントだよ。

 

👽米国も中国もそれがわかってるので、つばぜり合いを演じて来たわけさ。今のところ米国優勢。米国は選ぶべくしてトランプを選んだね。現実的に見て「最強の大統領」だよ。

 

👽日本でそれがわかっていて、上手に戦っているのは孫正義さんくらいじゃないかな?

 

👽あの人がいなかったら、この先の日本は終わってたかもね

 

👽全てはいずれわかるよ

 

👽まあ、その前に、

 

👽今から、ほんの1.2年かもしれないけど、一時的にいい次期が来るから

 

👽「アリとキリギリス」よろしく、夏のうちに、しっかり対策しておくべきだろうね

 

🤔つまり、投資で稼いでおけ!ってこと?

 

👽あのさ~、夏の後には寒い冬が来るのに「金」だけあって、どうするの?

 

🤔全てを見直せ!ってこと?

 

👽そうそう。

 

👽もちろん、「金」も大事だけど。自分を含めた家族のライフスタイルとか、仕事とか、住む所とか、子供や孫の教育やスキルアップや就職。そして、老後のライフプランとか、よく調べて早めに考えて対策しておいた方がいいんじゃないの?

 

🤔なんか話が大きくなってきましたね

 

👽もういろんな所に綻びが出てきているからね。のんびり構えてると終わるよ。

 

👽まあ、今回はこの辺にしておくけど、

ここの「株侍Proさん」が、いろいろヒントをくれると思うから、その中から学びとった事を元に、自分でも調べて考える事だよ。

 

😀そか、「千里の道も一歩から」でいいんだよね。

 

👽そういうこと

 

👽最後に「本題の20年前との共通性」だけどね

 

①度々起こる「危機、不安」をキッカケとして、「資金供給による金余り」「経済対策による景気の押し上げ」を繰り返す事で、徐々に、そして最終局面(まだ来てない)に向かっては加速度的に、経済が加速し、最後はその成長速度と株価の上昇故に、自壊的に崩壊する。

 

②その一方で、「IT」を武器として、各国、企業による壮大な陣取り合戦が行われ、その結果がその国、企業の少なくとも10年先までの成長と得られる富を決めてしまう。

当然、「得られない」とは即ち「奪われる」という事を意味する。

 

③そもそも、度重なる危機は「偶然」にしてはおかしい。トランプ大統領の場合は見ていてわかり易いが、少なくとも半分は「人為的に作られた(あるいは仕組まれた)危機」だと「株侍Pro」は考えている。つまり、「始まった時点で、仕組んだ側には終わりも読まれている」という事ね。

 

④そして、それを知らずして増幅させる役割を担っているのが、各マスコミである

 

⑤そして、それに振り回されているのが多くの国の人達。特に日本人は振り回されている割りに「本質」に気づいてない。

 

⑤20年ぶりに社会が大きく変化しようとしている。その流れにうまく乗れる人は助かるし、そうでない人はのまれる。「自分にとってのノアの方舟」を各自が探し求めるべき。

20年前と違うのは、前回が単なる「洪水」だとすると、今回は聖書よろしく「世界的な大洪水レベル」だと思っておいたほうがよい。ただし、変化は徐々に、そしてある時点から急激に起きると思われる。

 

👽まあ、そんなとこかな?

 

👽これは相場にも言える事なんだけど、大事な事は

「自分の今の感情、イメージを盲信(思い込みみ)しない事」

「常に新しい情報、考え方を仕入れて、自分の認識(認知)をブラッシュアップさせる事」

 

👽なんじゃないかな?

 

👽そういう意味では「心理学」というのは、とても大事な学問でね

 

👽これについては、改めて株侍Proさんがお話してくれると思うよ。

 

🤔ふ~ん。なんだか壮大なお話でしたね。

 

👽その壮大な世界の中で

 

👽点のような存在が君だよ、蟻のようなものだね

 

🥶私って蟻なの?

 

👽ほら、「蟻の一穴」って言うじゃない?

 

👽その「蟻の一穴」がたくさんできたらどうなる?

 

😀巨大なダムを崩すほどのキッカケになるかとしれませんね

 

👽そうだね。資源のない日本は、これまで技術力で今の座を勝ち取って来たんだけどね。

 

👽それは「ハードの技術」、しかも、もう中国に背後にまで迫られてしまった。

 

👽これから生き残るには「ソフトの技術」を高めないと無理。それを「ハード」と絡める事で、日本の生き残る道が出てくるの。

 

👽そのためには、国民一人一人が賢くなんないとダメ。「年金2000万円問題」位で感情的になっているようじゃあ、まだまだだめだね。朝三暮四の猿と同じだよ。

 

 

😀なんとなくわかりますよ。なんとなくだけど

 

👽では、そろそろ行くね

 

🥶もう行くんですか?

 

👽地球はだいぶ暑くなってきたから、太陽系惑星「冥王星」にでも行って涼もうかと。

 

😀冥王星は惑星から外れましたよ。

 

👽ええっ!そうなの???いつの間に?

 

🤗最後にやり返せてよかったよ!