バス停並ぶ理論
バス理論パート2です😁
「バス坂道登っていく理論」と似ていますが、全く違うお話です。
今回は「バス乗れない理論」&「バス降りられない理論」です。
皆さんは、「指値」ってどうやって決めてますか?
(* ̄∇ ̄)ノ俺は細かい事にはこだわらねえ 男らしく成り行きに決まっているだろ!
ご立派!👏確かに男らしい!
まあ、そういう時もあります。
その辺の使い分けは別の機会にするとしまして
例えば「時価1100円より下、1000円近辺で買いたい!」と思った時、いくらで差しますか?
①ズバリ!キリのいい1000円
②まあ、多少上でもいいや1010円
③やっぱ、お得感のある990円
さあ?あなたならどれ?
決まりました?
ほんとにそれでいいですか?
ファイルアンサー?
では、答え行ってみましょう!
正確は
②1010円③1000円①990円
の順です!
(* ̄∇ ̄)ノそらあ、指値高い方がその分早く買えるだろうよ!
違います!
問題は「値段の高い、安い」ではありません。「早いかどうか」でもありません。
答えはズバリ!「勝率」です!
わかり易い例でいきます
あなたはバス停に並んでいます。
そのバス停には値段が書いてあります。
②1010円 ③1000円 ①990円
そして、②の方角からバスがやって来ました。
行き先にはこう書いてあります。
「売り物!値上がり行き!」
とても魅力的な行き先ですね😁
ただし、バスには定員があり、満員になるとUターンして行ってしまいます。
次のバスはいつ来るのかわかりません。
もしかしたらもう来ないかも。
そして、それぞれのバス停には、お行儀よくバス待ちの人が並んでいて、前にいる人から乗るのがルールです。
てことは、同じバス停でも全員は乗れない
という事も起きえます
あなたのミッションは「①確実にバスに乗ること」そして「②できるだけ自分の乗ったバス停でバスが折り返す事」です。
そしてよく見てみると、キリのいい「1000円」のバス停に並んでいる人が一番多いようです。実際でも、「キリのいい指値」をされる方はとても多いです。
さて、ここでどう考えるかが明暗を分けます
株式は「人気投票」です。「人気」があればあるほど、力強く大きく上がります。
てことで、このバスが
人気がある場合、「1000円バス停」にたくさん並ぶので、「1000円」で満員になる(折り返す)可能性が高いです。
ただし、「1000円バス停」に並んでいる人が全て乗れる訳ではありません。
もし、自分の手前でバスが満員になってしまぅたら、とても残念な事になってしまいます。
そんな経験ありませんか?
なので、一つ手前の1010円バス停で確実に乗る訳です。
もっと人気のあるバスなら
さらに一つ前の1020円バス停で乗る!
そんなイメージです。
逆に、990円バス停で乗ろうとした方
私が買うと株価が下がる(TOT)
とお嘆きでは?
それもそのはず
「1000円の(注文の)壁」を突破するほどですから、人気は低い(動きは弱い)んですよ
しかも、そのバス停に並んでいる人は少ないので、そのまま次のバス停やさらに先まで進んでしまう可能性が高くなるんです。
しかも、このキリのいいバス停
あまり行き過ぎると、戻ってくる時に「上値を抑える壁」になってしまいます。
つまり、キリのいい数値を避けて手前に指すと動きの弱い銘柄も買えてしまいますが、強い銘柄を拾えます。
キリのいい数値の後側に指すと、動きの弱い銘柄しか拾えません。
てことで、指値の指し方一つでも、勝率を大きく左右します。
当たり前ですが、売りの時はこの逆です。
2000円で売りたいと思うのなら、指値は「1980円」「1940円」となりますし、そこから逆算して、多少なりでも利幅が取れる位置で買う事になります。
つまり、上位者は買う時点で、ある程度売り指値を想定しながら買いをいれている訳です。
そして、「買い」は買えなくても悔しいだけですが、既に保有している株式を売却する時にこれをミスると、後で致命傷になる可能性があるので、なおのこと売りの指値はよく考えて出しましょう。
「指値上手は売買上手」ですね😀