株式相場雑感(8/6)下げ止まりはしたが
こんばんは 株侍Proでございます。🙇
想定通りとはいえ、
ほんと、早い展開ですね。😱
結局、現時点で
日経安値 20110円 引け20585円
日経先物安値 19960円 引け20530円
という事で
朝から指数系打診買い(短期)にはいいお日柄となったのですが
個別はあまり下げませんでしたねえ😅
キリのいい2万円前後といのもあり、またパニック売りが持続する事もなく、為替も怪しい値戻しをして、ダウ先物も値戻しした事で、一旦この辺りで買い戻しも入って引けましたが
なんかスッキリしませんね😅
底打ち感を感じません😅
スピードが早すぎた分のスピード調整的な値戻しにも思えます。
未だ材料難の時期が続く事も考えると
仮にここから値戻ししたとしても
「二段下げ」を警戒した方がいいかもしれません。
「二段下げ」とは、
急落が数日続き売りが一巡すると、一旦「売り方の買い戻し」や「押し目買い」をキッカケとして戻りを試す動きが出ます。
しかし、その戻りが鈍い場合、再度下値を試しに株価が下げてくる動きが出る事があります。
この動きを指します。
これは一度の下落で売りが捌けきれていない時に出る事が多いです。
なぜ「売り」が捌けないといけないのか?
それは、改めて書く「バス坂道登っていく理論」の回で書きたいと思います。
この二段下げてすが
直近では、
今年4/24の日経高値22362円をつけた3営業日後からの下落時に発生してます。
まず、一段目はここからわずか6営業日で-1611円(-7%強)下落して、20751円をつけています。
そこから戻しを試しはじめ、4営業日後に21430円(+679円)の戻り高値をつけます。
この時大事な事は、いわゆる「半値戻し」をつけるかどうかです。
相場格言に
「半値戻しは全値戻し」
というのがあります。
これは
「戻り局面において、下落幅の半分以上の戻りを示すようであれば、相当買いが強く、売りも捌けている可能性が高いので、元の値段を取り戻す可能性が高い」
というもので、実際に半値を達成しても、全値戻しに至らない場合もありますが、
この「半値戻し」を達成するかどうかで、株価の動きの強さ(モメンタム)を図る事ができます。
また、これを利用して、底値圏で拾ったものを、全部、あるいは一部売る時の目安にする時もあります。
つまり「半値手前で売りを入れて待つ」あるいは、「半値手前で頭打ちの傾向が出たので、そこで売り決める」ケースです。
そして、半値手前で「上げ渋る」傾向が見て取れた場合、再び下落を想定する訳ですが
この4~5月の下落の際には、リバウンド時の戻し率は最大42%。およそ4営業日上値を試して、抜けきれない状態でした。
そこから二段目の下げが来ます。8営業日かけて、下落幅は1141円率にして-5%強です。
そこで、ようやく当面の底をつけました。
翻って今回ですが
7/30高値21792円から今朝の下落幅は1682円、下落率にして7%強。
前回とほぼ同等ですね。
一方通行的な動きは、2日目~3日目前場で一巡する事が多いことからも
ひとまず戻りを試してもいい塩梅のようです。
となると、次は半値水準ですが
直近の(高値+安値)/2なので、20951円となります。
キリのいい21000円を背負う位置というのが絶妙だなあ~
と思ったりします。
ここをクリアするのが難しければ、再度下値を試しに来る事が想定されます。
その時に大事なのは
「直近安値20110円」を切るか、切らないか、です。
ここを切らなければ、いわゆる「二番底」、当面の安値を打つか、あるいは、「三角持ち合い」(→売り買いが捌けるよう高値安値が狭まっていくように上下動を繰り返す動き)となりますし、切れば「本当の安値をつけに来ます。」
この場合を推定計算してみると、
19700円~19900円の数値が出てきます。
昨年末の18948円を意識して売られたとして、皆がヒヤッとして、思わず投げ売りが出そうな、そして同時に買いも結構入ってきそうな水準。「2万円瞬間割れ」
う~ん。これが起きれば「底打ち感」が出そうな気もしますね。
「とりあえずは」
ですけど。
株価の予測は単に「上げ」「下げ」て考えるのてはなく、「時間の経過による変化」の概念がないと「リアリティ」がありません😁
さて、どうなりますかね🤔