イチブとゼンブ
イチブとゼンブ
そういえば○'zの曲にそんな歌あったなあ~
🤔
と思った方
拙者と同世代かもしれませんね🤗
こんばんは、株侍Proでございます🙇
全国の中年の皆様!夏になってくると、この暑さが身に染みます🙍が、十二分に水分とって頑張っていきましょう!🙋
これもマスコミの弊害でもあり、教育の弊害でもあるのですが。
投資家が陥りやすいミスの一つとして
「イチブとゼンブを履き違える」というのがあります。
例えば、
「世界経済が良ければ、日本もいいはず」
という思い込み
直近では
「半導体がいいと聞けば全てがよくなる」
と多くの方が思ったら
「実はPC向けのイチブだけでした😅」
なんていうのは典型的な例
人間だってそう
「トランプ大統領はむちゃくちゃな事を言う人なので、考え方ややる事もむちゃくちゃなので、うまくいくはずがない」
なんて、思い込み
結果は真逆で
「むしろ歴代大統領の中でも、ずば抜けて発言力と行動力があり、結果も伴っている」
事にお気づきですか?
だからこそ、トランプ大統領の支持率は今でも44%あり、特に経済運営では51%と過半数から支持されています。
なので、その発言を額面額面通りにとっちゃダメですよ。彼の作戦にハマりますよ。
改めて申し上げますと
彼は、米国のビジネスマンが使う
「ハイボール、ローボール」
「怒り役となだめ役」
「選択肢で選ばせる」
に加え
「マッドマンセオリー」
のかなりの使い手ですからね
あれだけしたたかな中国を、あそこまて翻弄できるのはトランプ大統領以外にいないと思われます。
とはいえ、
同時に、 有権者の8人に1人がトランプ大統領の振る舞いは大統領らしくないとしつつ、それでも「支持する」と回答したそうで
拙者の考えもそれに近いですね
あれだけの事を成し遂げるには、恐らくあの方法しかないんだろうと思いますし、あくまで米国の大統領であり、世界の大統領ではありませんからね。😅
理想論、綺麗事、聖人君子が大好きな日本人には理解し難いのもわかりますけど😅
なので、日本人としては、目を背けたり、「食わず嫌い」をするのではく、せめて「利用させて頂く」位の捉え方はしておいた方がいいかと
その点、安倍さんは頑張っていると思いますよ。
安倍政権については、いろいろと言う方もいらっしゃいますが、最初から万人が満足する方法なんてありませんし、ベターな方法はあっても、ベストな方法なんてありません。
少なくとも日本のためにベストを尽くしてくれていると拙者は思っています。
むしろ、
この前の「年金二千万円問題」でも露呈しましたが、ありもしない「理想論」を追い求める余り、現実に目を背けるイチブの国民と、それを拡大鏡的報道をするマスコミに問題があるかと思います。
まあ、途中で方向転換したイチブのマスコミ報道には敬意を表しますが。
しかし、政府は一連の報道で
「国民の将来への警鐘アレルギー」がかなり強い事を認識してしまったため、もはや「警鐘」を鳴らす事自体がトラウマになってしまった可能性があります。
残念な事に
その事が、我々国民にとって先々大きな損失となって跳ね返ってくると思いまし、国民を少数のアリと多数のキリギリスに分けてしまった可能性があります。
私の頭の中にあるイメージですが
イソップ童話の話で
肉を咥えた犬が川に差し掛かり、
ふと下を見ると
一匹の肉を咥えた犬が!
「そいつをよこせ!」と言わんばかりに
「ワン!」と吠えた瞬間
咥えていた肉が「ドボン!」
欲張りさえしなければ・・・・というお話
日本国民の一人として
この国がそうならない事を祈ります🙏
さて、イチブとゼンブを投資に生かすにはどうしたらいいか?
基本的な考え方として
物事や人は全て多面体であると考える事
でしょうね
例えば
円錐という立体があります。
これは真上か下から見れば○に見えます
しかし、真横から見ると△に見えます
違うのは視点(立ち位置)です。
つまり、視点を一つしか持たない(主観的な)人は、必ずと言っていいほど認識を間違えてますし、主体性のない人は、いろんな意見を聞けば聞くほど、どれを信じていいのかわからなくなります。
唯一、様々な人の意見を参考にしながらも、自分でいろんな角度と可能性から調べて確認する人だけが、より正しい認識を持つ事がてきます。
そして、相場(マーケット)はとても不安定な主観性を持つものなので、
この状況が当面続く!
と思っても、いい話であれ、悪い話であれ、実際にそう思うほど続かないのが常です。
今何にスポットライトがあたっており、それが太陽のように動く事で、どう変化して見えるのかをイメージする事、そして、その変化を予測する事が投資では大事です。
つまり、「イチブ」しか見えない多くの人に対し、より「ゼンブ」に近いものが自分に見えていれば、その予測は難しくありません。
最後にマスコミを少しだけ擁護しておくと
人に物を伝える時、複雑なものであればあるほど
それを伝えるのは難しいです
なので、最初は概要を単純化して伝える事になります。
そして、概要をまずイメージしてもらった所で、詳細をお伝えして、より理解を深めてもらいます。
これは、最初に荒削りを行って、それから細部を彫り進めていく彫刻のようなものです。
しかし、ニュースで伝える時間なんて、さいぜい1から3分程度。特集でもせいぜい30分
それでお年寄りですら、正しく理解してもらうというのは至難の技です。
結果、ディティールや裏側は無視して、見える所で特徴的な所だけを抜き出して伝えざるを得ません。
例え、その「イチブ」が「ゼンブ」と誤認されたとしても😅
また、NHK以外の民放のお客様は視聴者ではありません。
あくまでスポンサーです。
そのため、スポンサーが望むものは、広告料の元になる「視聴率」です。
そのため、できるだけ「センセーショナル」に報道して、視聴率を稼ぐ必要があります。
なので「イチブ」のセンセーショナルな部分を「ゼンブ」と錯覚させる事を意図的に行う事も多いです。
例えば
お金持ちを取り上げる時によく使う手として
本来の「年収」ではなく「年商」を使うのは常套手段です。
「年商」はあくまで会社の売上です。
そして会社から頂く「給料」や「役員報酬(ボーナス)」が「年収」です。
つまり、100億円の「年商」があるからと言って、「年収」が100億円ある訳ではなく、実際には3~5千万円程度が普通ではないかと。
となると「年収が2~3千万円」だと、全然パンチが効いてないので、誤認を狙って年商で取り上げる訳です。
まあ、実際には、オーナー企業の場合、役員である家族全体でかなりもらってるケースも実際には多いですし、社長の年収がバレると、社員のモチベーションが下がるリスクがあったりもします。
「ああ、あれ会社の売上の事だから」
と言い訳を用意してあげないと、社長が取材に応じてくれなかったりしますしね。
まあ、何事も裏側は、掘り下げれば掘り下げるほど、いろいろと面白い事情があったりしますよね。
投資も、その時の「表」しか見えてない人と「裏側」まで見えている人とでは雲泥の差が生じる訳です。
念のため申し上げますが、「裏側」とは「インサイダー情報」の事ではありませんので、念のため。
ちなみに「インサイダー取引」は簡単にバレる仕組みになってますので、決して手を染めないように。逮捕されますよ😁マジで
拙者が申し上げる「裏側」とは、多少の労力や理解する上での専門知識が必要な場合もありますが、調べれば誰でも手に入る情報を元に分析する事から手に入る、「仕組み」や「流れ」の事を指します。
多くの「イチブ」を手にいれて、そこから「ゼンブ」を推定する。
それを、経済や企業業績に適用する事で、将来の変化を予測し、その落差を利益に換える知的ゲーム。
それが「投資」です。
拙者が「認識」や「考え方」について、繰り返し述べるのには、理由があります。
それは、そこが間違うと、最初から最後まで判断を間違い続けるからです。
そんなお客様を数多く見てきてますので😁
この考え方は、「投資」だけでなく「人とのコミュニケーション」や「人生の選択」においても有効だと思いますよ。🤗