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投資で一番難しい「売る」判断について(前編)

投資家さんはよく言われます。

 

「買うのは簡単、売るのが難しい」

 

こんばんは、株侍Proでございます🙇

 

実際には「銘柄選別」という意味で、

「買うのも難しい」んてすけどね😅

その話はまた改めて

 

今回は、その「売り」についてお話します。

 

なぜ売るのが難しいと感じるのか?

 

①売却するのに明確な基準をもってないため

    自信を持って決断できない

 

②「なんとなく」やってみると、例え利益があがっても、うまくいった感じがしない。

 

③欲と恐怖感が判断を誤らせる

 

④「 売った後にもっと上がると悔しい」

    その経験が優柔不断にさせてしまう

 

⑤損すると思って損切りしたら、

    その後上がってしまった経験があり、

     ついつい損切りをためらってしまう。

 

他にもあるんでしょうけど、

そんな所ではないでしょうか?

 

では

 

ズバリ言うわよ!(^_-)

 

まず、売買そのものの考え方(前提条件)から

 

①投資の際、買う目的はただ一つ!

    それは売るためです!

 

      当たり前と思うでしょ😁

 

    ところが、意外にも多くの人が途中から

  「保有する事」に刷り変わってしまいます。

     例えば「配当」や「優待」目的ね。

 

     株価の実際の上下動は皆さんの想像以上

     です。いったん本格的な下落局面に

      入れば、これまての含み益も配当も優待も

     簡単に飛んでしまいます。

     

     なのて、

       最初から幅取りのために買うのです

     さらに言い換えると

     「幅が取れる見込みがあるものを買う」

       訳です。この見込みの根拠や精度が

        とても大事です。

       当然、どの程度見込めそうか?という

        目星もある程度つけておかないと

         いけません。

 

②そして、

    「頭と尻尾はくれてやれ!」の格言通り、

    ギリギリまで狙わないことです。

 

    例え話をしましょう。

     イメージを働かせて下さい

 

    あなたは山にいます。

    目の前に藪が広がっています

    その藪の中には綺麗な花が咲いています。

   しかも、街に持っていけば高く売れる

   花です。

   

   その花はさらに先の藪の中にも咲いて

   いるのが見えます。

   

    どうやら、奥に行くほど花は多く

    咲いているようです。

          

   ただし、あなたは知っています。

 

   その藪の先が崖になっている事を😱

 

     しかし、どれくらい先かはわかりません

 

    さて、あなたはどうしますか?

 

    

   どうでしょうか?

 

 

    実はこれには明確な答えはありません。

 

    ただ一つだけ、

     やってはいけない事があります。

 

     それは・・・・

 

     決して崖ギリギリまで行こうとしない

     事です。

 

     先が危ないかもしれない。

     と思えばそこまで

 

     常にギリギリを狙えば、

      たまたまうまくいけばいくほど

     リスクに関する感度が麻痺し、

     自己の判断能力を過信してしまいます。

 

     花集めに集中していたら、

      取ろうとしている花が咲いている場所

     そこは地面ではなく、崖そのものだった😱

    

      ということがないように😁

 

       また、崖まで多少間があると

        思っていたら・・・・

 

        足元の地面そのものが崩れて転落😱

 

       というパターンもあるのでご注意を!

 

     このイメージをくれぐれも忘れないように

     して下さい。

 

(後編へ)