株侍Proが相場と世の中を斬る!

現役プロ証券侍が行う世直し! 戦国の世を生き抜く!

トランプ大統領を斬る!

斬鉄剣」この世に斬れぬものはなし!

 

斬鉄剣」に一片の曇りなし!

 

トランプ覚悟!

  !Σ(×_×;)! ドン!🔪(`皿´#)←株侍

 

 

そんな物騒な事はしませんよ。

 

巷の噂では

 

「ペンは剣よりも強し!」

 

らしいので😁

 

どうも、日本人だけでなく、世界がトランプ大統領に振り回されているようなので、冷静な分析でも。

 

マスコミの一面的な報道が、日本人の目を曇らせているようなので

 

トランプ氏を捉える上で、日本的な観念は捨てて考えなければいけません。

 

日本人の間違った(理想主義的な)思い込みとして

 

①議員、首相、大統領になる人は、

「聖人君子」たらねばならない。

 

②争い事は「話し合い」で平和的に解決しなければならない

 

③自国だけでなく、他国にも配慮しなければならない。

 

④それでいて、内政(経済成長)、外交(自国を有利に導く)共に、成果を出す。

 

拙者も、そうできるならそうした方がいいとは思うのだが、

 

残念ながら

 

それって、単なる「理想主義者でお人好し」

なだけでは?

実際無理でしょ。経済ゼロサムだし。

甘やかせばつけあがる国多いし。

 

まあ、日本がそうである分には、仕方ないかもしれませんし、そういう役回りも必要なんでしょう。

ただ、そうであるがゆえに、後でその代償を払う事になるんですが、そこが残念!

 

でも、①~④って、日本人の価値観であって、米国には「米国の正義(大義)」がありますからねえ。優先順位もあるし、

 

実際、拙者はトランプ大統領の政治手腕は高く評価してますよ。

「敵ながらあっぱれ」なんですよ。これが。

まあ、人柄までそうか?と問われれば

「それはどうかな?」🤔

とは思いますけどね。

 

事実、今や超大国となってしまった中国を始め、ロシアや北朝鮮を抑えられるのは、

トランプ大統領じゃないと無理だと思います。

 

客人方は

「マッドマンセオリー」という言葉をご存知かな?

 

「マッドマン」とは、「狂った人」というそのままの意味ですが、

「狂った人」を演じる事によって、

相手に自分の要求を受け入れさせる。

むしろ

自分の要求を受け入れさざるを得ない状況にまで追い込む。

というやり方で、古くはニクソン大統領がとった方法と言われています。

 

いわゆる「交渉術」ですね。

 

実際にある「交渉テクニック」でも

ハイボール」という方法があって

①無理目な要求を行う

②それは無茶だ!と相手は引く

③それより低い要求をする

④それならと相手に受け入れさせる

⑤改めて考えると③ですら高い要求だが、

    ①と比較させる事で、お互いに譲歩した

    かのような形にしてしまう高等テクニック

 

まさにこれですね

 

あと、これもかな?

 

「怒り役となだめ役」

①最初に前に出る人が、相手に対し高圧的に接する(怒り役)

②「怒り役」が席を外した際に、なだめ役が登場。現実的な「落とし所」の話をする。

③相手が折れない場合、再び「怒り役」登場!

④再度、「なだめ役」が現実的な「落とし所」の話をする。この際「怒り役」が同席して、「なだめ役」が「仲裁役」を演じる場合もある

⑤一見1対1のように見えるし、立場が違って見えるが、実質2対1の相手の心理を揺さぶる高等テクニック。

 

この「怒り役」はトランプ大統領

「なだめ役」は、イバンカさんが代表格だけど、他にも数名はいるぽいですね。

あまり表には出てきません。

特に国だとプライドと利権のぶつかり合いになるため、交渉事は「水面下」がとても大事です。

 

さらにこれもですね

 

「選択肢から選ばせる (基本二択)」

①貿易要求を呑まなければ、②制裁を発動する。

 

これって、最初から、どっちに転んでも米国有利ですね。

しかも、相手がどちらを取ろうと、次への布石(要求拡大or制裁拡大)となっている点も抜け目ない。

 

トランプ大統領は「優秀なビジネスマン」である事に疑いの余地はないようです。

 

しかも、時間をかけながら、着実に成果を出しつつある。

 

拙者は日本侍なので、望んで味方になりたいとは思いませんが、敵にまわすには怖すぎる存在ですな。

こういう方には「立ち位置」がとても大事なので、安倍外交に期待したい所です。

 

そのトランプ大統領ですが、

内政でも仕掛けています。

FRBへの口撃がそうですが

これについては、拙者もトランプ氏に賛成です。

 

昨年から

「世界の株価が下落したのは、FRBのせいだ!」

トランプ大統領は言ってましたが

 

実は本当です

 

嘘だと思うなら、米国の昨年の資金供給量の変化を見てみるといいです。

 

昨年一年間で見ると、主要3中銀(FRB、ECB、日銀)の供給済資金量の総額は大きく減少しています。

 

「相場の仕組み」の終わりの部分でも書きましたが、

「資金供給量の増加」は「相場のエネルギー」そのものです。

これを昨年、FRBは増加どころか、大きく減少させました。

そうなると、市中に出回っているお金の量も減少圧力がかかります。当然、株式市場からもお金が間接的に抜けるわけで、年末の株価の大幅調整は当然と言えます。

 

ここでのトランプ大統領の真の狙いは

「株価の大幅上昇とバブルを引き起こす」

事だと思われます。

 

なぜなら

金利を下げろ、資金供給量を増やせ」

という要求は、現在の経済、相場状況だと

「株価の大幅上昇とバブルを引き起こす」

と同義語だからです。

 

そして、FRBは、トランプ大統領の波状攻撃に陥落寸前です。

拙者は、「株価と経済の急成長」→「バブル化」→「ドボン」はセットなので、

 

避けられないならば、むしろより大きく高く燃え上がる事で、投資家(顧客)により大きな利益をもたらせる。と考えています。

 

先々、日本がピンチを迎える前の、

最後の株価(経済)上昇と思われますので、

より多くの利益を確保する事が、

その後のピンチの際の保険になります。

 

本当に「ハイパーインフレ」が来たら、

日本在住の日本人で「円」を保有している以上、この大波から誰も逃げる事はできませんよ。

 

改めてですが

 

大局的に今の世界を見ると

「一帯一路」で勢力範囲を拡大し

「製造強国2025」で、ここから10年先まての、産業のイニシアチブを取ろうとしている中国

 

それをさせまい、と手段を選ばず、

中国の野望を封じ込めようと、

最低でも、覇権は握らせまいと動く米国

 

そして、その間で揺れ動く、我が日の本の国

 

日本人は人(他国)の心配している場合じゃないんだが。😅

 

まあ、今の安倍政権の

「バランス外交(かなりアメリカ寄り😁)」

も、次善の策としては、やむを得ないんでしょうね。

 

でも、それと同時に、かつ「したたかに」

次世代産業育成のための大胆な手を、

素早く、かつ大がかりに打たないと、

また日本の産業や企業が傷んでしまう。

 

そう思えてなりません。

 

野党の皆さん。

「なんでも反対」や「足の引っ張り」

「国民のご機嫌とり(とれてないけど)」

ばかりしている場合じゃないですよ。

本気で勉強してくれ!

自民を上回る本気の対策を考えてくれ!

頼むから。

じゃないとこの国が死ぬ・・・・

( TДT)🗡️( TДT)🗡️皆で切腹

 

トランプ大統領を斬るつもりが・・・

野党を斬ってしまった・・・


またつまらぬものを斬ってしまった・・・・

(‐人‐)合掌